今まで3本(GIGANTOURを含む)のDVDを残しているOpethですが、今回はRoyal Albert Hallでの演奏です。この大役を担っている勇士を拝める事と新メンバーのフレデリック(Gt)を映像作品で初めて拝める事は大変ありがたいです。今までの演奏よりも更にタイトブルータルかつ、メロディアス。ミカエル(Vo,Gt)とツインギターをキメるフレデリックの掛け合いが最高に格好いい作品です。 今までの様な役割分担しながら、ある意味大人にパフォーマンスではなく、ひたすらにお互い切磋琢磨しあう演奏であり、今回の作品のトータル・テーマと感じます。 DVD1枚目はOpethの名を知らしめた名作"Blackwater Park"の完全再現、2枚目は今まで彼らが発表したアルバムを時系列に、それぞれのアルバムから1曲ずつ演奏した"Evolution"とタイトルが付けられた作品集です。 このDVDで、細かい点ですが、ギター2人とも演奏途中でギターの弦を切ってしまう場面があります。このような場面、プロであっても曲に支障が出たり、演奏が中断してしまう事もありますが、彼らはむしろパフォーマンスの一つの様な余裕さで何事も無かったかの様にやり過ごしてしまいます。その姿がまた実にかっこ良く、プロ中のプロとの貫禄を感じます。 もう、デスメタルという範疇を軽々超えた大物バンドに成長しています。