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イン・マイ・カントリー [DVD]

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登録情報

  • 出演: サミュエル・L・ジャクソン, ジュリエット・ビノシュ, ブレンダン・グリーソン, ラングレー・カークウッド
  • 監督: ジョン・ブアマン
  • 形式: Color, Widescreen
  • 字幕: 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: タキコーポレーション
  • DVD発売日: 2007/05/04
  • 時間: 104 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B000N3T4LU
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 55,182位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

『脱出』『未来惑星ザルドス』の奇才、ジョン・ブアマン監督がサミュエル・L・ジャクソンとジュリエット・ビノシュ共演で描く社会派ドラマ。アパルトヘイト政策の被害を調査するために設立された真実和解委員会を追うふたりのジャーナリストの物語。

内容(「Oricon」データベースより)

名優サミュエル・L・ジャクソン×ジュリエット・ビノシュ共演で贈る感動作!南アフリカにおいて40年以上おこなわれてきた人種差別・隔離政策“アパルトヘイト”。この「人類への犯罪」と呼ばれた政策の被害を調査するため、南アフリカ議会は「真実和解委員会」を設立する。生まれ育った環境も人種も異なる二人のジャーナリストが、互いに反目しながらも理解し惹かれあう様子を描く。

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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Shogo
仕返しから平和は生まれない。

相手を赦すことのみが和解への道である。

自分の両親を目の前で虐殺されて以来、まったく口を利かなくなった黒人の少年に対して、加害者の白人男性がそのときの真実を少年に告白し、泣き崩れて赦しを請う場面がある。「俺が養育費もすべて面倒を見るから赦してくれ!」 その白人の男をしばらく見つめた後、そっと彼に近づき、彼の肩に手を回して抱擁する時の少年の表情が、この作品のテーマを象徴的に物語っていた。

赦し難い悲惨な過去。いまだに根強く続く人種差別。著しい貧富の格差。この重たいテーマを、ジョン・ブアマン監督は、短いカットを多用し、それらを小気味良いテンポで紡ぎ合わせていきながら、その随所にのどかで美しいアフリカンミュージック散りばめることによって、決してDepressing ではない、逆に南アフリカ特有のポジティブな明るさの中に、巧く表現している。

特に、黒人たちのコーラスによる賛美歌の美しいハーモニーは、人々の心の傷を癒し、生きる喜びと明日への希望をもたらしてくれる。

アパルトヘイト時代も、廃止された後も、この歌を命の糧にして黒人たちはたくましく生きてきた。これからも、この明るくて優しい歌声が、新生南アフリカが目指す真の平和国家の実現への架け橋となっていくだろう。

コーラスの美しさとともに、不思議な余韻が残る映画である。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
共感します 2007/4/29
By rs6
これまでの人種差別政策に対して、南アフリカのTRC(真実和解委員会)は、キリスト教に基づき「告解すれば恩赦を与える」という方法で世界の非難をかわそうとします。未来志向の現実的な方法でしたが、ここに南ア生まれの白人ジャーナリスト(ビノシュ)と黒人のワシントン・ポスト特派員(ジャクソン)が絡みます。米国の黒人は、その種の方法がいかに言葉だけであったかを身にしみて知っています。アパルトヘイトがよく解らない日本人でも十分に理解できる映画です。また、映画自体のヒューマニズムは「ホテル・ルワンダ」と共通するものがあり、共感できる映画です。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
1910年から続いていた南アフリカ共和国の人種差別・隔離政策、いわゆる「アパルトイヘイト」が、1995年に終わりを告げます。マンデラ大統領による政権下、ツツ司教を代表とする「真実和解委員会(TRC)」が各地で開催され、アパルトヘイト政策時に迫害した者された者、双方から話を聞き、被害者の体験を共有することで痛みを和らげ、また証言のうえ組織の中での指揮に従ったものと判断されれば、加害者にも恩赦が与えられました。

アパルトヘイトがなくなったこと自体は知ってはいましたが、「TRC」などということが行われていることは、全く知りませんでした。そのTRCに取材する立場で立ち会った、南アフリカ系白人女性(ジュリエット・ビノシュ)とアメリカから取材にやってきたアフリカ系黒人男性(サミュエル・L・ジャクソン)を通して、政策の実態、そして人は何を信じ、何に寄って生きてゆくのかを問う作品です。

「ウブントゥ」・・・現地語で、「あなたを苦しめる事柄は、同様に私を苦しめる」という意味。宣教師たちがアフリカ大陸の南端まで広めていったキリスト教は、「あなたとわたし」は自己と神との対峙であり、隣人に対してはただ「愛せよ」としか教えません。しかし南アの黒人たちは、そもそも自然神をあがめており、厳しいアフリカの自然の中で生きてゆくためには、痛みや苦しみを共有して生きてゆく事が大切であると言い伝えられているのでしょう。

部族間の争い程度のいざこざが、白人対黒人という単純な構図になると、逆にその中身は凄惨なものになってゆきます。白人は黒人の一部をテロリストと呼んでいましたが、彼らには、いや双方ともに政治的なビジョンや策略などはなく、単なる搾取と隷属、それに対する反抗の暴力連鎖でしかありません。それは今、中東で起こっているテロリズムに対する評価を超え、既成概念による枠組みを強制しようとする覇権帝国主義側も同様でしょう。

二人がひょんなことで結ばれるのは、男女の「愛」は肌の色も国籍も、一切の異なるものを乗り越えるということへのメッセージなのか?それにしては偶発的だし、そうでなければ全く不要なシーンでした。万物を超える「素晴らしき愛」と呼ぶには、あまりにも即興的です。

自分がここの白人だったのなら、あるいは黒人だったならどうしただろう。そんなことを真摯に考えようとしている矢先の、ぶち壊しの出来事です。勘弁してよーって感じ。

両親を目の前で殺され、それ以来声の出なくなった少年が、殺害した白人の警官を許すシーンがありました。言葉には出来ないような憎悪を乗り越える力が、一体あの小さな体のどこにあるのか?真実だったのか、あるいはメッセージ性を帯びたフィクションだったのか?いずれにしても、私にとってはただの「夢」であり「理想」でしかありません。私なら、その警官を決して許しはしない。皆さんはいかがでしょうか?

2時間の映像の持つ矛盾や物語性の欠如そのものが、あの国の歴史であり真実であるとするならば、間違いなく★5つになります。
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