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イン・ハーヴァード・スクエア
 
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イン・ハーヴァード・スクエア

リー・コニッツ&ザ・ブラジリアン・バンド CD
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登録情報

  • CD (2007/12/21)
  • ディスク枚数: 1
  • レーベル: ミューザック
  • 収録時間: 22 分
  • ASIN: B00108KIGW
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 音楽 - 174,430位 (音楽のベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

リー・コニッツの長い音楽生活の中でもその絶頂期の演奏を捉えた貴重盤。「海岸のコニッツ」と並ぶもう1枚の人気アルバム。 『この時期の3枚のストーリーヴィル盤はコニッツがどの様に変化していったかという重要な作品である。レニー・トリスターノ、スタン・ケントンと聴いてくれば興味は倍増するはずである。いや、クロード・ソーンヒルから始めるべきか。』 (岡村融)

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By baden
形式:CD
リー・コニッツがマイルス・デイヴィス九重奏団への参加を経て師匠レニー・トリスターノから離れたのは、彼がスタン・ケントン楽団に参加した1952-53年と言われている。その理由は、同楽団に入りたかったわけではなく、47年に結婚した彼には5歳になる子供もいて生活が色々大変だったから、という話をアメリカのネット記事で最近読んでやっぱりと思った。通説どおりトリスターノ式では食えなかったわけだ。えてして演奏スタイルが変わったりすると評論家やジャズ好きは、特に昔の巨匠だったりすると妙に神格化して芸術上、技術上の理由にしがちだったが、実際は生活のためにやむなく入ったスタン・ケントン楽団での経験(強く吹かねばならなかった)が、彼の演奏スタイルをクール一辺倒からよりウォームなものに変えるきっかけになった、というのが事実らしい。おそらく多くのジャズメンの演奏スタイルの変遷の裏には、もっともらしい理由ばかりではなく、こういう人生の悲喜劇のような話がたくさんあるのだろう。

リー・コニッツの絶頂期はやはり50年代中期、スタン・ケントン楽団を離れて自身のカルテットの演奏を収めたStoryville時代の「Konitz」、「At Storyville」、そしてこの「In Harvard Square」の3つの作品であろう(いずれも1954年)。カミソリのように鋭い学究的演奏から、選曲も含めて穏やかで聴きやすいスタイルに変わっていったが、この後のAtlantic時代ほどの緩さ(普通のという意味)はなく、この時期のウォーン・マーシュと同じく知的クールさとジャズ的エモーションのバランスが最高なのだ。グリーンの美しいジャケットもあるが、私は特にこの「In Harvard Square」が中でもそのバランスが絶妙で好きだ。どの演奏も難解でもないし、気疲れもしない、非常に心地良いジャズだが、音色、紡ぎ出すライン、時折のテンションにはクール・ジャズの魅力が溢れていて今聴いても新鮮だ。またロニー・ボールのピアノも最高。ちなみに、このアルバムはライブ録音ではない。このCDはオリジナルLPと同じ7曲だが、Black Lion盤(入手可能)は、「At Storyville」のライブ音源3曲(ベースとドラムスは別メンバー)を追加した構成になっている。

リー・コニッツは60年代に不遇な時代もあったが、70年代以降は復活し、ウォーン・マーシュやサル・モスカとの共作含めて非常に数多くのアルバムをリリースしており今も健在だ。しかしネット上アメリカでは50年代のコニッツの作品に関する情報はほとんどない。日本はやはりジャズに関しては特殊な国なのだろう。私も一時凝ったが、今は彼の絶頂期の名演を古典として楽しんでいる。
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形式:CD
くすんだ緑色を基調としたデザインのジャケットがいかにもトリスターノグループのエースらしい。このアルバムでの演奏は、商業性を全く無視したような"Subconcious Lee"に比べればある意味聴きやすいものになっている。とはいえ持ち味のクールさは十分に発揮されていて、特にアップテンポの"No Splice"、"Froggy Day"あたりではコニッツ節が満喫できる。
また"She's Funny That Way"や"My Old Flame"などのスローナンバーでも、淡々としながら美しいメロディを聴かせてくれる。くつろぎと緊張感の両面を併せ持った傑作といいたい。
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