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ニュージャックスウィングがシーンを駆け抜けた1991年、マイケル・ジャクソンはアルバム『デンジャラス』のメインプロデューサーにテディ・ライリーを起用。そしてダークチャイルド旋風が吹き荒れる2001年、待望のニューアルバムに迎えられたのは、時代の風雲児、ロドニー・ジャーキンスである。ポップなミッドビートのファーストカット<6>をはじめとするアップナンバー6曲をロドニー・ジャーキンスが手がけ、前作からのテディ・ライリーも3曲でプロデュースを担当。
温かいサウンドが壮大に広がる珠玉のバラード<10>ではベイビーフェイスを起用し、優しいヴォーカルの<12>はマイケル自らがプロデュースを努めている。R.ケリー、ザ・ノトーリアスB.I.G.、カルロス・サンタナ、クリス・タッカーと、豪華ゲストも顔をそろえた壮大なアルバムだ。(速藤年正)
温かいサウンドが壮大に広がる珠玉のバラード<10>ではベイビーフェイスを起用し、優しいヴォーカルの<12>はマイケル自らがプロデュースを努めている。R.ケリー、ザ・ノトーリアスB.I.G.、カルロス・サンタナ、クリス・タッカーと、豪華ゲストも顔をそろえた壮大なアルバムだ。(速藤年正)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
マイケル・ジャクソン待望の新作は、デスティニーズ・チャイルドから宇多田ヒカルまでを手がける天才プロデューサー、ロドニー・ジャーキンスを起用した最新型ブラック・ミュージック!
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
強がることはないのに。誰もがマイコーのことを奇妙な人間だと思うのは仕方がないじゃないか。それは自分の因果なのだから。というわけで『BAD』や『デンジャラス』に鼻白んでいたのだ。音と感情表現の遠近感がとてもよくなった。ビートが太いのに平板なのはむしろ今様だからであり、ベイビーフェイスが手練れた仕儀で♀泣かせ、テディー・ライリーは盛り豊かで柔軟な音で心地よくしてくれる。キーワードはBreakで、どの曲にも“達成感”がない。かりそめの解決を願っていないからだろう。まるで人体の限界に挑んでいる印象は濃いが、マイコーは人類の未来への不安、危機意識に本気で挑戦している。シンプルな言葉で綴られた歌詞はその意識を広めるのにとても有効だ。目の前に常に壁の存在を意識せずにはいられずそれをぶちやぶることに心砕くうちにその壁が何だったのかわからなくなっていたのでは? との疑問は薄れた。バラードが皆とても美しい。歌唱は抑制を利かせたのか? それとも……。 (湯浅学) --- 2001年11月号