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PLAYボタンを押して、1曲目が流れてきたのを聴いて、ビックリした。
今までのアルバムは、その曲の所々にアンダーグラウンド的な暗い部分が存在し、
その影響により、重みのある曲調になっていた。
しかし、ここにはそれがない。
個々の素晴らしい技術や能力は、以前と変わってはいない。
ただ、POP性が非常に前面に出てきて、なんだか軽くなった(ノリノリのような)感じがする。
ヘヴィな物を好む人にとっては、これが災いするかもしれない。
しかし是非最後まで、何回も聴いて欲しい。
曲の構成も、アルバム全体的なバランスも、非常に良い。
緻密に計算された彼らの思いが、ここには詰まっている。
思わず口ずさんでしまう曲も多く、楽曲的にはかなりハイレベルだろう。
ヤンスが作った曲”GLORY OF THE WORLD”も美しいコーラスで、
思わず身体がリズムを刻んでしまう、そんな疾走感溢れる曲だ。
非常に良い楽曲が揃ったアルバムを出し続けて来た彼らだが、
ここで基盤は変えずとも新しい方向性を見出した本作は、
成功と言っても過言ではないだろう。
ストラトヴァリウスの崇拝者である新人も多く排出され、
既に彼らは神の領域に近づいてきた感じがする。
次回が楽しみである。
従来のアルバムでは、様々な試みが盛り込まれていても、ティモトルキの持つ完成された様式美、そしてテクニカルなギター奏法を強く感じるものであったが、この曲はボーカルのコティペルトの声質・声域を最重視した感を受ける。
しかし、再度聴いてみると、ストラトバリウスのポイントである、随所に盛り込まれたトリッキーなリズム進行や音階進行を確実に踏まえた上であることが分かる。
総じて、今まではどちらかと言うと「バンド」というよりも「ティモトルキ with ストラトバリウス」という印象が強かったストラトバリウスだが、「インフィニット」は各パートそれぞれが強い意味と主張を持ち、バンドとしてより完成されたストラトバリウスを感じることが出来る1枚である。
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