香港の映画は80年代、90年代やハリウッド映画と違ってなかなか全国公開されなかったりビデオスルーだったりして
悲しい事が多いのですが、この作品も例に漏れず実に勿体ない公開でした。
今回やっとDVD版の発売になりようやく日の目を見た感じです。
監督は、「WHO AM I?」「香港国際警察」でジャッキーと組み、「ジェネックス・コップ」でニコラス・ツェーも
撮ったベニー・チャンです。
とにかく、ジャッキーが道を切り開いたものをリスペクトしたデンジャラス・アクションがてんこ盛りで、しかもハリ
ウッドならVFXで済ましてしまう様な危険な部分までガチンコの生身で本人達がスタントをこなしています。
やはりこういうのは生身でやると緊迫感と臨場感が桁違いです。
キャストも「わかっている」人選が唸らせます。
主演ではもう右に出る者は無いという感じでニコラス・ツェーがメインを張り、そのニコラスと「かちこみ!ドラゴン
・タイガー・ゲート」でも共演したショーン・ユー(インファナル・アフェアIIでも存在感が大きかった)に加え
ジャッキーの実子ジェイシー・チェンまでをも配役するという豪華さです。
武術系では、「SPL」でドニー・イェンと死闘を繰り広げたウー・ジンと「香港国際警察」でジャッキーとガチンコを
繰り広げたアンディ・オンという最強の2人をキャスティング。
これだけでもう期待度マックスな感じですが、実際に観始めたらその想像をはるかに超える出来になってました。
というかやはりこういうアクションを撮らせたら香港の右に出る制作国は無いですね。
下らない邦画やヌルいアクションのハリウッドを黙らせるにはもってこいの傑作です。
あんな「ド●ゴン●ール」みたいな物に巨額の金をつぎ込むくらいなら香港の監督が自由に撮影出来るスタイルでハリ
ウッド映画を作った方がコストも掛からずに良い作品が増えると思います(アクションに関しては)。
とにかく騙されたと思って観て欲しい感じです。