登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
93 人中、82人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
キャリアパス,
By
レビュー対象商品: インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸684日 (単行本)
著者の経歴を読み、少し嫌な感じがした。欧米人の一部には自分のキャリア形成の手段として途上国を一年程旅行する人がいる。文句を吐き続けステロタイプな分析をして悦に入ってる連中だ。 出足は悪い予感的中という感じである。中国の電車の劣悪さやイカサマ賭博の話を今さら書いてどうするのだ。過剰な自意識と不信感に満ちた文章は読んでて哀れだ。 だがパキスタンに入る辺りから文章が柔らかくなる。イスラム世界は世界のニュースの舞台なのに、実際に生きている人の声が聞こえて来ない。ここで自分が伝えるべき何かを見つけたのだと思う。パキスタンの医学生の当たり前な夢。イラン人の本音。シリアの性的マイノリティの声。イエメンでのフセイン時代の評価。 ありふれた経験を力んで大袈裟に描いていたのが、内容が深まるにつれて素直な文章に変わった。現地の人との会話からは、相手を真直ぐに見つめ率直に話をする姿が浮かんで来る。 そしてアフリカへ。 中村さんは本質的に内省的な人のようだ。人々の過酷な生活を目の当たりにし、自分の考えを修正・否定しながら少しづつ思索を深めて行く。彼らに対し何が出来るのか? しかし残念ながらこの後の文章は貧しい。 ビジネススキルの重要性はそれが機能する先進国にいるから容易に学べるもので、機能しないアフリカで知らない人をなじるのは酷ではないか。 それにしても著者の警戒心は異常だ。相互不信を深めるだけで、リスクを避けるために役立つとは思えない。現地の人からみればただの道化ではないか。 ストレスのせいか傲慢さが増す。同時に物の見方が浅くなりテレビや雑誌のアフリカと何ら変わらなくなる。もっと軽やかに旅行している女性は今時珍しくない。苦労は著者の選択の結果であり表現する価値は無い。 随分厳しい事を書いてしまったが、評者は著者の感受性は嫌いではない。もっと豊かな文章を書ける気がする。次回作に期待する。
33 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
行動力は凄いのだが・・・,
By
レビュー対象商品: インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸684日 (単行本)
かつて、『深夜特急』澤木耕太郎を読んだとき、目の前で異国の町や人々が息づいているような臨場を感じ”旅にでてみたい!”と思ったものだ。今作では、女性が2年間でこれだけ多くの国々をめぐってきたのだから、それに近いものを期待して読み始めたのだが、著者のクールな文体や自己陶酔した表現が気になって、共に旅を楽しませてもらうような気持ちには最後までなれなかった。他の旅行記にはない強烈な経験もしているのに、そのエピソードが活き活きして描かれていないのはもったいない。異国で受けた不快な思いや経験も、ユーモアにくるむ視点で書いたらもっと躍動感ある旅行記になっただろうに・・・。でも行動力には脱帽!なので★2つ。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
残念ながら…,
By
レビュー対象商品: インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸684日 (単行本)
ユーラシア〜アフリカ、2年間の放浪の旅。大いに期待して手に取っただけに大変残念でした。 唐突に始まり、しりきれトンボで終わる時系列概念を整理しづらい構成。 希薄で散漫、紀行文ともエッセイとも言い難いストーリー。 著者の思い入れが伝わってこない文章。 著者の視点や考え方がどうのこうのという前に、 本として大変読みづらい仕上がり。 自由に書くのは結構だが、基本的な修練を積んでから、ペンを持って欲しい。 全体的な構成の悪さは著者だけでなく、出版社にも問題が。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
|
|