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インド 第三の性を生きる―素顔のモナ・アハメド
 
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インド 第三の性を生きる―素顔のモナ・アハメド [単行本]

モナ アハメド , Mona Ahmed , Dayanita Singh , 関根 光宏 , ダヤニタ シン
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,730 通常配送無料 詳細
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インド 第三の性を生きる―素顔のモナ・アハメド + 神の棄てた裸体―イスラームの夜を歩く (新潮文庫)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

男でも女でもなく、両性具有者、去勢男性集団などと言われながら、インド社会の周縁に生きる人びと―ヒジュラ(ユーナック)。差別、追放そして孤独に耐え自らの生き方を貫き通すモナ・アハメドの半生と魂の記録。

内容(「MARC」データベースより)

男でも女でもなく、両性具有者、去勢男性集団などと言われながら、インド社会の周縁に生きる人々-ヒジュラ(ユーナック)。差別、追放そして孤独に耐え、自らの生き方を貫き通すモナ・アハメドの半生と魂の記録。

登録情報

  • 単行本: 201ページ
  • 出版社: 青土社 (2006/06)
  • ISBN-10: 4791762800
  • ISBN-13: 978-4791762804
  • 発売日: 2006/06
  • 商品の寸法: 19.2 x 14.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 811,379位 (本のベストセラーを見る)
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By gecko
形式:単行本
男でも女でもないといわれる、インドのヒジュラ。地味な本だけど、モノクロの美しい写真と、主人公の切々とした思いが伝わってくる文章とで、静かで、悲しく、美しい世界に、思わず引き込まれてしまった。今まで読んだヒジュラ本とは違った魅力をもった本。ヒジュラの事を網羅的に知れるような本ではないけど、こういう本があってもいい。おすすめ。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本書は、インド社会において「ヒジュラ」として差別される女性の肉声と写真で綴られる。

昔、学校の先生がある写真家を紹介してくれた。

「写真家の使命は乗り物のようなものだ。タクシーが人を運ぶように、私は写真で現実を運ぶ」

写真である人の人生が運ばれる。キャプションで状況が伝えられる。そこに書き込まれた言葉である人の人生が説明される。

本書は、ある特定の社会と状況のなかで生きるある特定の女性の話。

私はそれにどれほどのリアリティをもって理解できたかは分からないけれど、確かに同じ時間を生きている人。

これが結びつくことの意味とはなんだろうか。

どのように結びついたのだろうか。

ある特定の人の人生を超えて、本で語られる誰かの人生と語ることに関わった人々とそれを読んだ私の関係を考えさせられた。

ここに描かれる一つ一つの言葉と写真もさることながら、トピックを超えて、本とは何か、人生を語るとは何か、「素顔」とは何か、人生を語るに関わるとはどういうことか、そしてその本とその本のクレジットとは誰のものなのか。

最後に、ちょっとだけ泣いてしまった。「彼女」の語られる人生を聞いてしまった私とは―。
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By klezmer
形式:単行本
こんなに深い読後感を味わった本は久しぶりだった。この本を読む前の自分がヒジュラ(ユーナック)について、いかに浅薄(恐いもの見たさのような)な好奇心しか抱いていなかったかを反省させられた。

本書はデリー在住のモナアハメドという1人の初老のユーナックとインド人女性フォトジャーナリストとの10年近い親密な関係から生まれた写真集で、モナがフォトジャーナリストや編集者に向けて書いた多数の私信も掲載されている。

その手紙では彼女の自分自身の境遇についての嘆きが激しく吐露される。彼女は自分を「自分は女になりたかった男ではない」と語る。自分は第三の性であり、アッラーによってそうなるように創造されたのだ。

自分の性に違和感を感じる男性といっても、一人一人は全く違う生い立ち、考え方を持っている。それなのにインド社会の中では(他の社会も似たり寄ったりかもしれないが)、ヒジュラとしての見世物的な役割に甘んずるしか生きていく術はない。

これほど自分のことを嘆き続けるパワーは稀有のものだろう。自分は人生の失敗者だと彼女は断言する。アラーは第三の性になることがわかっていたのになぜ私に生を授けたのだろう。真実の愛と幸福を求めているのに、何故私はこんなに孤独なのだろう・・・

ユーナックのボスに奪われてしまった愛する子アイーシャ(養女)へ宛てた手紙で本書は締めくくられる。本書中でモナは自分の親としての役割をずっと「母親」としてのそれとして捉えているような印象があった。しかし手紙は「アッブー(父親)より」と結ばれる。

なんだか泣けてくる。
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