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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
珍しいインドの古寺を紹介したハンディ・サイズの啓蒙書,
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レビュー対象商品: インド古寺案内 (Shotor Travel) (単行本)
インドをバックパッカーとして旅をしてみたい、という思いがつのってきます。ただ漠然とどこへ行くのか、ということになると目的がないわけで、そんなおり『インド古寺案内』と出会いました。建築家の神谷武雄夫氏の詳しい解説と美しい写真を掲載した書です。仏教、ヒンドゥ教、ジャイナ教、イスラム教、その他の宗教と分類して美しい建造物を丹念に紹介してありました。 宗教による建築様式の違い、時代の変遷とその建物の特徴や内部の写真も豊富に掲載しています。ハンディなサイズでこのようなテーマの書籍はあまりないでしょうから、関心のある向きには朗報といえる出版物だと思いました。 冒頭のモヘンジョ・ダーロ、アーグラのタージ・マハル廟、アジャンター、ボードガヤーのマハーボーディ寺院など、世界的に有名で価値のある魅力ある建造物がそこにありました。不案内なインドですが、このような指南書があれば大変助かります。 はじめにのところで、インド宗教建築地図が掲げられています。紹介の宗教建築の場所を知ることができますので、自分の旅の都合と行程に合わせて訪れる場所を決めていけばよいことになります。 宗教と言えば、口絵にもありますが、バナーラスでの聖なるものと俗なるものの混沌とした体験を抜きにしては語れないでしょう。建物の魅力を感じながらそこに流れている精神性を体感することが旅の醍醐味なのかもしれません。 建築史や文化史、宗教史の観点からも有用でしょうし、風変わりなインドのガイドブックとしても使用できます。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
見るだけで楽しい、インド建築の数々を紹介,
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レビュー対象商品: インド古寺案内 (Shotor Travel) (単行本)
建築家、神谷武夫氏がおよそ20年もの歳月をかけてインドの隅々まで訪れて、ヒンドゥー教はもとよりイスラム教など各宗派の寺院、遺跡をコンパクトサイズにまとめた一冊です。紹介されている寺院の写真が実に素晴らしい。 さて、どこかで見たような…、と思ったらそのはず。「地球の歩き方 インド」、に掲載されている写真が幾つか含まれています。 スケールの大きさ、精緻な彫刻に圧倒されます。実用的なガイドブックは毎年、新しい情報に更新されます。 写真を眺めつつ、パックツアーではまず訪れない建築群の数々から、目的地を選ぶのに役立ちます。あるいは手元に置いて、夢をはせるだけでも楽しくなります。 グジャラート州のジャイナ教、シャトルンジャヤ寺院。( 80〜81 P) この壮大な光景を目の当たりにするには、途方もない時間と労力が必要。 信者のみ入場可で一般には非公開、といったアクシデントがつきものですから、これはもう著者の汗と涙の結晶です。 同じヒンドゥーでも、アンコール遺跡群が、高温多湿の気候の自然風化によって損傷が激しく、修復に力を注ぐ反面。 インドではその多くが乾燥したエリアに点在して、劣化が最小限に抑えられた。それと時の支配者が、被支配者のそれら寺院を破壊する行為をしなかった。 この二つの要因が、当時のままの様相を今日まで見せるに至ったのでしょう。( むろん、保存・修復のための作業が皆無というわけではありません ) 写真にページを割いて説明文章は短くまとめてあります。よって建てられた背景をさらに深く知るには、インド史の書物と併用すると良いです。
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