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インド仏教の歴史 (講談社学術文庫)
 
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インド仏教の歴史 (講談社学術文庫) [文庫]

竹村 牧男
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

インド亜大陸に展開した知と静の宗教千余年菩提樹の下のブッダの正覚から巨大な「アジアの宗教」へ。悠久の大河のように長く広い流れを、寂静への「覚り」と一切の「空」というキータームのもとに展望する

内容(「BOOK」データベースより)

二千四百年の昔、ガンジスの支流域、菩提樹の木陰で、ブッダは何を覚ったか。入滅後、教団分裂の中で精緻に編まれるアビダルマ哲学。やがて大乗仏教が勃興し、中観・唯識により空の理論が体系化される。インド亜大陸を満たし、巨大なアジアの宗教ともなった仏教の流れを、真実のいのちへの「覚り」と一切の「空」というキー・タームのもとに展望する。

登録情報

  • 文庫: 304ページ
  • 出版社: 講談社 (2004/2/11)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061596381
  • ISBN-13: 978-4061596382
  • 発売日: 2004/2/11
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
新書形式やNHKブックスの仏教入門書を何冊か読んでみたが僕には本書が一番わかりやすく納得できました。特に中観、唯識の紹介の部分が興味を引きます。ひどすぎる入門書もありますから要注意です。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ソコツ トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
はじめ、新書だった。しかし、新書としては不出来だった。でも、いい本だった。なので、文庫化した。昨今の仏教ブームにも、背中を押されて。

情報を詰め込みすぎたのがいけなかった。釈尊(ブッダ)の悟りから空・唯識の思想までの歩みを圧縮して解説した手腕は抜群だが、しかし、ある程度は基礎知識がないと、消化不良に陥るであろう。部派仏教(小乗)と大乗仏教の違いを対比的にまとめた部分は、本人も認めているように誇張しすぎだが、とても参考になった。思想史の何たるかを、わきまえている。そういう優れた点を認めつつ、やはり、全体に重いのだ。

新書として出すのなら、著者の専門である大乗仏教を扱った章を中心にすればよかったのではないか、と思った。信仰や思想を整理し分析するのが上手く、しかも比喩の用い方に感心させられた。突然、ヴィトゲンシュタインの哲学との比較がなされる所など、すこし学芸の「芸」の方に熱心になりすぎたような叙述もあるが、全体に、とてもいい。比喩が巧みなのは、著者がふだんから大乗仏教を念頭においた生活をおくり、まわりの事物に大乗仏教的なものを見出してしまうからなのだろう。だから、やたらと抽象的な思想が、わりと具体的に説明できるのだ。信仰・思想は、生き方なり。

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