すごく読みやすいし、理解しづらいという印象が常のインド人と「つきあってやろうじゃないか」と思わせる意識変革をもたらす本著作は
それなりに大きな意義を見出せると思う。特に前半ではインド人に尊敬さえ感じてしまうほどの部分があった。
だがしかし、編集作業に時間がなかったのか、編集者に能力が足りないのか、
日本語がおかしいところが散見され、文脈に唐突と思わせるところが多い。
またチャプターのタイトルとは無関係の内容だったり、多少タイトルと関連するかと思ったところが
全然違ったところに展開されていったり。
また、それぞれのセンテンスが独立しすぎていて、流れる様に繋がっておらず、
まるでアクセルを小刻みに踏むドライバーの車に同乗したときのような感覚に襲われる。
インターネットの興隆と時を同じくして低迷していく出版業界は、
もはや売れないだけでなく、質の低下も起こっているのではないかと思える、
「ブログの出版化」的構成だと思われ、その辺りが残念。