バリ島やボロブドゥールといったポピュラーな観光地ではない
リアルなインドネシアのことがわかりやすく記されています。
わたしが読んでいてとくに興味深かったのは、平和になりつつある東ティモールです。
昨今、スリランカでもタミル民族側とスリランカ政府側の停戦が撤回されていますが分離独立という道を選んだバングラディシュの現状などと比較して、20年、30年、50年と年月が過ぎた時に豊かになっているのはどちらなのだろう?
人々が幸せになるのはどちらだろう?と考えてしまいました。
日本の敗戦後の経済成長も併せて考えると、勝利・独立=人々の平穏な暮らし という図式にはならないわけです・・・。いろいろなことに思いをめぐらせる助けになる良書です。
あとはアンボン島の話や、各地の衛星パラボラアンテナの話、とっても楽しく興味深く読めました。