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インドネシア―多民族国家という宿命 (中公新書)
 
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インドネシア―多民族国家という宿命 (中公新書) [新書]

水本 達也
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

インドネシアでは、三〇〇の民族集団から構成される二億の国民が、四〇〇の母語を使用して生活している。一見平和な風景からは、穏健で寛容な秩序が保たれているように見えるが、多様な混沌を統御するために暴力と暴力がぶつかり合ってきたという厳しい現実もある。本書は、第二次大戦後の独立時に起因する問題が、六人の大統領の時代を経過しながら、どう変質して今に至っているかを、丁寧にリポートするものである。

内容(「BOOK」データベースより)

インドネシアでは、三〇〇の民族集団から構成される二億の国民が、四〇〇の母語を使用して生活している。一見平和な風景からは、穏健で寛容な秩序が保たれているように見えるが、多様な混沌を統御するために暴力と暴力がぶつかり合ってきたという厳しい現実もある。本書は、第二次大戦後の独立時に起因する問題が、六人の大統領の時代を経過しながら、どう変質して今に至っているかを、丁寧にリポートするものである。

登録情報

  • 新書: 273ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2006/12)
  • ISBN-10: 4121018761
  • ISBN-13: 978-4121018762
  • 発売日: 2006/12
  • 商品の寸法: 17 x 11 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
筆者は新聞記者としての5年間の特派員期間を中心に、インドネシアの政治面を中心に解説しているが、その5年間はインドネシアが転変した重大な期間に一致している。

章立ては、

第1章 老ジハーディストの独白

第2章 民主化の果実と代償

第3章 30年間の独立戦争(多民族国家の苦悩)

第4章 外交舞台への返り咲き

終章  脱スハルト時代のゆくへ

となっているが、それぞれ、

第一章 インドネシアにおけるイスラム

第二章 民主化

第三章 アチェ

第四章 国際社会との関係

第五章 将来

を内容としており、正にインドネシアを語る上で避けることの出来ない要点をしっかり押さえている。私自身は、実は民間企業の駐在員だが、ともすれば経済面に興味が偏り、政治については疎くなりがちなところ、本書は平易に、ここ数年の動きとそのバックグラウンドを知るに必要な最低限の歴史背景を解説しており、大変有意義でした。
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11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
インドネシアは国というよりひとつの世界だ。かつて中国がそうであったように。昨今この国に関するニュースは、爆弾テロ、地震や津波、鳥インフルエンザ、航空機事故に沈没船の財宝詐欺とろくなものがない。しかし中国やインドだけがアジアなのではない。長年に亘る反共・開発独裁の時代を終え、民主化とグローバル経済の荒海に乗り出した世界第四の大国で世界最大のイスラム教国を忘れて日本のアジア外交は成立たないし、これからの世界は語れない。歴史上唯一国連脱退の経験があるインドネシア。難航する北朝鮮六カ国協議だが、一家族だけとはいえインドネシアを舞台に家族が再会したこともある。スカルノ、スハルト時代の概観を踏まえ、通貨危機以降ハビビ、ワヒド、メガワティ、ユドヨノという4大統領が歴史的に果たしてきた役割をフェアに評価している。勿体無いくらいお手軽に国際ジャーナリストの仕事を追体験できる読み物でもある。
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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
1万7千のうち6千の島に人が住み300の民族400の言語からなる国がどう統治されているのか、日本人には理解し難い多民族国家の現実をよく解きほぐしている名著と思います。こういう本を読みつつ現地に行くといろいろな現実が見えて来る気がします。ジャカルタから180k離れたバンドンは敬虔なイスラム教徒の多いスンダ人の都、パプアは知りませんが、アチェやチモールが独立を求めるのはジャワ人達より文化の程度が高いこともその理由かな、と思ったり、単一宗教国家を目指すイスラム原理主義の台頭が今後どうなっていくか、この最大のイスラム国家から目が離せなくなりました。
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