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インディアン・ランナー [DVD]
 
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インディアン・ランナー [DVD]

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登録情報

  • 出演: デビッド・モース, ヴィゴ・モーテンセン, パトリシア・アークェット, デニス・ホッパー
  • 監督: ショーン・ペン
  • 形式: Color, Dolby, Subtitled
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • DVD発売日: 2009/09/02
  • 時間: 126 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B002EBW7QS
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 15,410位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

兄弟の相剋をハードボイルドタッチで描く衝撃作!

【ストーリー】
真面目な兄ジョーはハイウェイをパトロールする警官。
ある日彼の温和な性格とは反対の粗暴な弟フランクがベトナムから帰ってきた。
ジョーはフランクをなんとか正業に就かせようとするが、彼の理由なき犯罪行為を止めさせることは出来ず、遂には殺人を犯してしまった弟を兄自らが追うこととなる・・・。
弟よ、社会は君の生き方を許さない。
だから、僕が君の人生に終止符を打つ。

【映像特典】
■関連作品予告編集

【スタッフ&キャスト】
《製作》 ドン・フィリップス
《監督》 ショーン・ペン
《脚本》 ショーン・ペン
《出演》 デビッド・モース、ヴィゴ・モーテンセン、パトリシア・アークェット、デニス・ホッパー

【Copy Right】 (C)1991 WESTMOUNT COMMUNICATIONS FILM JOINT VENTURE, L.P. ALL RIGHTS RESERVED.

※ジャケット写真、商品仕様、映像特典などは予告なく変更となる場合がございますのでご了承ください。

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

デヴィッド・モースとヴィゴ・モーテンセン共演で贈るショーン・ペンの監督デビュー作となったドラマ。実直に生きるハイウェイ・パトロール警官の兄と犯罪者の弟との悲しい運命を描く。“CINE STYLE @ SONY PICTURES ドラマselection 第1弾”。

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43 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By maddoggie VINE™ メンバー
形式:DVD
今や俳優としてもすっかり大物扱いのショーン・ペンがブルース・スプリングスティーンの「ハイウェイ・パトロールマン」に触発されて撮りあげた初監督作品。

というよりは、どこにいようとはみ出さざるを得ない弟の狂気をプレLOTR時代のヴィゴ・モーテンセンが繊細に演じて深い印象を与えていた作品、というべきだろう。

今回発売になった理由もその辺にあるのだろうが、初めて見たときから、この映画がそれほど話題にならなかったのが不思議なほどにずっと心に残っていた。ひとつの短篇小説のように、時々取り出して見たくなるような映画としてずっと記憶に残っていた。

物語は意外なほど静かに淡々と進んでいくが、兄夫婦を除くと登場人物のほとんどはヘンテコな人々のように描かれている。その中で、はみだし者の弟フランクは英雄のように美しい人物のように見えるのだが、誰もが理解し感情移入できるような人物像ではないのだし、話の展開も納得がいくようには進まない。

単純に感動の名作などにはなっていないので、万人向けの映画ではないだろう。

それでも、力強い作品であることは確かだし、ヴィゴの演技はたとえLOTRがなかったとしても素晴らしいものとして記憶されるべきだと思う(余談だが、ベニチオ・デル・トロがほんの一瞬登場するし、他のキャストもなかなかに豪華な面々が揃っている)。

このレビューは参考になりましたか?
38 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 青子
形式:DVD
世の中の矛盾、生きることの恐怖等、様々なテーマが描かれているのだが、全体を貫いているのはやはり血の尊さだろう。血のつながりはある意味排他的だ。親子兄弟の絆は理屈ではなく、どんなに出来た嫁でもやはり他人として描かれている。

登場人物は、常識的な人物から問題児の弟まで、全員に一片の真実がある。登場人物全員に、自分にも今現在もしくは過去に心当たりのある感情を見るだろう。人生経験の少ない人や、様々な事象に疑問を投げかけて来なかった人にはピンと来ない作品かもしれない。多分に哲学的だ。

また、全体的に台詞が少なく、感情は役者の表情や仕草で表現される。一挙手一投足が見逃せない。これらを表現しきった役者たちの演技は特筆に価する。

このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Bo-he-mian トップ500レビュアー
形式:DVD
鹿は、円を描いて移動する。インディアンはそれを計算し、素早い鹿を捕らえるのだ。
足から血を流し ― 鹿は倒れ伏す。インディアンはそこにひざまづき、鹿の口に口づけし、最後の吐息を盗んだ。
鹿の素早さを譲り受けながら、彼はその死の際の静寂に ― 胸を打たれた。

「'70年代」と「アメリカン・ドリームの対極にあるもの」をキーワードにいくつかレビューを書こうと考えてきました。本作『インディアン・ランナー』は'91年公開の映画ですが、ベトナム戦争後の'70年代を描いたドラマとして、取り上げる事にしました。

兄のジョー(デビッド・モース)はハイウェイ・パトロールマン。弟のフランク(ビゴー・モーテンセン)はベトナム帰りのアウトロー。フランクは恋人のドロシー(パトリシア・アークエット)が身ごもったのをきっかけに職につき、幸せな家庭を築くかに見えたが・・・。

ブルース・スプリングスティーンの「ハイウェイ・パトロールマン」にインスパイアされたショーン・ペンが映画化を決意。初監督とはとても思えない、素晴らしい筆致で描かれた人間ドラマです。

高度経済成長の時代、日本の家庭にテレビが普及した時、日本のテレビ局のソフト供給が追いつかなかったため、大量のアメリカのテレビドラマが輸入されました。日本人たちは、テレビの画面に映し出された見たことのない風景 ― 大西部の雄大な自然や広い庭つきの一戸建てのマイホーム・・・そうしたものに憧れ、夢中になり、「海外ドラマ」の空前のブームが巻き起こりました。しかし、我々がこうしたドラマや映画の中で見ていた、立派な家に住むアメリカの家族の姿 ― は必ずしも全てのアメリカ人に言える事ではない、むしろ多くのアメリカの家族は苦悩や孤独を抱えている ― そうした「現実」を真正面から描いた作品が本作だと思うのです。

2人の対照的な兄弟、「まじめな兄」と「不良の弟」を軸にしながら、このドラマが描き出していくのは、「ばらばらになってしまった家族」です。ベトナム戦争の後遺症を背負って自暴自棄に生きる弟・フランクのみならず、幸せな家庭を築いているかのように見えるジョーもまた、妻がヘロイン中毒。そして、兄弟の父を演じるチャールズ・ブロンソンの、端役ながら静かに孤独と向かい合う、抑えた演技も心に残ります。
妻に先立たれ、やがてショットガンで自殺するという ― ブロンソンが演じてきた数々のキャラクターのイメージを粉々に打ち砕くショッキングな展開。ショーン・ペンはこの映画で、アメリカが描いてきた「虚像」を破壊しようとしているように思えます。ブロンソン演じる父が、死の間際に見ていた8ミリの映像には、「一戸建ての庭」で「西部劇」ごっこをする、ありし日の小さな兄弟が映し出されていました。

「アメリカの家族」のイメージの解体 ― こうしたテーマが映画の中で描かれるようになったのも、'70年代でした。スピルバーグの初期の作品や、「クレイマー、クレイマー」などが代表的なものだと思います。

やがてフランクは衝動的に殺人を犯してしまいます(殺される役がデニス・ホッパーというのも意味深)。ブロンソン ― 「アメリカのマッチョイズムを体現した男」やホッパー ― 「アメリカへの反抗を企てた男」たちへの挽歌が、この映画のサブテーマになっている事も見逃せません。
そして、フランクを追う兄・ジョー・・・。
優れた映画は、どんなに「リアル」に創られていても、どこかで「魔法」が訪れる瞬間 ― ファンタジーが存在します。
兄の前で、車から出てきた弟の、その姿は・・・涙を禁じえないシーンです。

鹿の習性を知り尽くしたインディアンの狩人が、倒した鹿に不思議な共鳴を見出す ― タイトルの『インディアン・ランナー』は、自らの弟を追わなければならなくなった兄の、一見対照的に見えて魂の底で共鳴し合う、兄弟の絆と哀しみを表現した、とても切ない言葉だと思うのです。
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