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最も参考になったカスタマーレビュー
9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
インテグラル理論の「理論的深み」と「実践的深み」を知るために,
By shou_integral (京都市左京区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: インテグラル理論入門IIウィルバーの世界論 (単行本)
本書は、2010年4月に発刊された『インテグラル理論入門1』の続巻(全二巻完結)です。本文は大きく3つの部に分割されています。第一部では、インテグラル理論のもつ「学術的・理論的な側面」に焦点が当てられています。そこでは、「ホロン」(全体であると同時に部分であるようなもの)、「統合的な方法論的多元主義」(世界を見るための4つあるいは8つの基本的視点)、「統合的なポスト形而上学」(存在論的な構造を前提としない新たな形而上学)といったキーワードを軸として、インテグラル理論がもつ最も“難解な”側面について入門的な説明がなされています。 第二部では、インテグラル理論のもつ「社会学的・批判理論的な側面」に焦点が当てられています。そこでは、「フラットランド」(意味や価値や深さを失った世界)、「ブーマライティス」(高度な認知能力と幼稚な自己愛が混在したときに生まれる、あらゆる“社会からのプレッシャー”を抑圧的なものとみなし、自らの“心の声”に従って個人的欲求を満たすことを絶対化する傾向)といった視点を切り口にして、現代社会(特には現代日本社会)の抱える根底的問題に対する洞察が提示されます。 第三部では、インテグラル理論のもつ「実践的・応用的側面」に焦点が当てられています。そこでは、「個人の生活への応用」(例:インテグラル・ライフ・プラクティス)、「組織や共同体への応用」(例:行動論理の諸段階)、「心理療法への応用」(例:インテグラル・アセスメント)といった実践例・応用例についての入門的な説明がなされています。 『インテグラル理論入門1』で初めてインテグラル理論に触れた方で、その内容をもう少し理論的あるいは実践的に深めたいと思われた方には、本書『インテグラル理論入門2』および『実践インテグラル・ライフ』を特にオススメしたいと思います。 3冊とも今年(2010年)発刊されたばかりの本であり、(今のところ)ほぼ最も新しい形の「インテグラル」を知ることができますので、こうした書物を読み込むことで、 ≪...インテグラル理論の正しい理解者、または「ウィルバー通」として、世界中の多くの問題意識を持った人たちとさまざまな意見交換を楽しむことができるでしょう≫(p311, おわりに)
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
21世紀の日本から、世界を変革するための地図,
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レビュー対象商品: インテグラル理論入門IIウィルバーの世界論 (単行本)
本書は、インテグラル理論の最新の成果を日本語で紹介している点が画期的であり、欧米に比べ理論の普及が遅れていると言われる日本で、インテグラル理論が多くの人に親しまれるようになることが期待されます。2巻では個人の内面の問題だけでなく、社会や地球が抱える問題などを取り上げています。また、ブーマライティスの日本での現状分析や、「空気」、「世間」といった日本特有の問題も論じており、日本に立脚しながら世界を変えていくための「地図」を与えてくれています。 今、世界と日本は、政治、経済、文化などあらゆる面で混迷の様相を呈していますが、私たちがさらに進化して行くために必読の文献だと思います。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
インテグラル理論の現実世界への適用を目指して,
By 加藤洋平 (アメリカ合衆国 カリフォルニア) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: インテグラル理論入門IIウィルバーの世界論 (単行本)
【インテグラル理論入門'T】がインテグラル理論の基本的な考え方に絞った解説書であったのに対し、本書ではより社会的な問題意識に焦点を当て、インテグラル理論の先端的な内容を紹介しています。本書と【インテグラル理論入門'T】を合わせて読み込めば、インテグラル理論の概要がつかめ、現実世界にインテグラル理論を応用していく理論的枠組みを獲得することができると思います。
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