見えます。
「セルフポートレイト」の主人公に片思いをしていた親友と
陸上部の先輩の話です。
セルフポーレイトを読んだのが随分前なのですが、前作の主人公たちのその後が
分かるわけでも、話がリンクしてる訳でもないので、この作品だけで十分だと思います。
受は健気で可愛いのですが、攻が、BLによくある不器用で愛ゆえに「鬼畜」
というよりは、ただの自分勝手なキレやすい人に見えてしまいました。
「なんでも出来てかっこいい」以外に人としての魅力があまり伝わって来ない。
ストーリーにある、「ふいに見せる優しさ」とやらの場面が少なすぎて、
苛立って受を無理やり…ってシーンばかりな印象を受けました。
なんで、受がこんなひどい攻を好きになったのかあまり分かりません(笑)
もうちょっとエピソードがあれば、物語が深くなって良かったのかも。
読み始めて30ページで攻の本意と展開が読めてしまったので、
驚きや盛り上がりには欠けました。ベタだと思われます。
樹要さんの美麗な絵でなければ、もっと評価は低いと思われます。
でも、この作家さんの本はほぼコンプリートしてるせいか、
みんな同じ顔に見えるんですよね(笑)まぁ「よくある樹要作品」だと思います。