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インターネット社会のマーケティング―ネット・コミュニティのデザイン
 
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インターネット社会のマーケティング―ネット・コミュニティのデザイン [単行本]

石井 淳蔵 , 厚美 尚武
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,520 通常配送無料 詳細
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インターネット社会のマーケティング―ネット・コミュニティのデザイン + ネット・コミュニティのマーケティング戦略―デジタル消費社会への戦略対応
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商品の説明

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 「インターネットは新しい現実がさらに新しい現実を作り出す不安定な世界を生み出すのだが、コミュニティはそれを中和するだけでなく、より積極的な意味で、新しい利益源泉となるのではないか…」。このように本書は、インターネットにおけるビジネスの可能性をネット・コミュニティに見いだそうとする理論書である。

   本書が一般のビジネス書と異なるのは、最初に学問的な地平からネット・コミュニティの理論化を試みている点である。分析される成功サイトの事例も、大手の検索ポータルやオンラインショップではなく、妊婦向けの『ぷれままクラブ』、同窓会サイトの『この指とまれ!』や『アイラブスクール』(韓国)、農家と消費者をつなぐ『電直』など、個人が趣味的、非営利的に始めたものが中心になっている。より純粋な形のコミュニティの原理が抽出されているといえよう。

   それによると、たとえばコミュニティは「コミュニケーションがコミュニケーションを呼ぶという自己準拠的なサイクル」に支えられており、それが規範となってサイトの「居心地のよさ」や信頼感が生まれるのだという。こうした理論をもとに、サイトの「成長のマネジメント」や「成長のジレンマ」を乗り越える方策などがつぎつぎと提示されている。マーケターやサイト運営者は必見である。

   最終的に本書は、競争優位が短期間で覆されるような不安定なビジネス環境において、コミュニティ・サイトへの取組みは企業の戦略やマーケティング、問題解決のイノベーションにつながるという結論に至っている。人気サイトの設計・運営の難しさはもう少し加味されるべきだが、企業の問題解決の方向がここに見えてくるかもしれない。(棚上 勉)

内容(「BOOK」データベースより)

インターネットの時代、簇生する多くのコミュニティ・サイトはどのような場として機能し、その活性化・発展のためにはどのようなマネジメントが要求されるのか。その戦略原理を多くの成功サイトを通して分析し、ネットビジネスの新たな方向とネット社会の本質を探る。

登録情報

  • 単行本: 359ページ
  • 出版社: 有斐閣 (2002/04)
  • ISBN-10: 4641161445
  • ISBN-13: 978-4641161443
  • 発売日: 2002/04
  • 商品の寸法: 19 x 12.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
 本書のテーマは、ネット・コミュニティーが顧客との関係性をいかに生成・維持することができるかという点とネット・コミュニティーをいかにビジネスにつなげるかという点にある。

 ネット関連の本は概して陳腐化しやすいが、この本は今(2006年)読んでも面白い。現在でも、顧客との関係性を築くことを重視する企業が多く、かつネット・コミュニティーを開設したもののビジネスへの貢献度合いが見えない企業が多いからだろう。企業のWEB担当マネジャーには、お勧めしたい。

 本書のキーワードは、「偶有的世界」(偶然が偶然を呼んで、どうなるのか予測不能の世界)である。予測不能のネット・コミュニティーをどうマネジメントしていくかについてヒントを教えてくれる。
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
インターネットを活用してビジネスを行う際には、コミュニティが鍵になると考える方にはお勧めの本だと思います。 ネットコミュニティだけに焦点を絞って、しかも日本と韓国の身近なケースを用いて多角的にコミュニティを検証しているため、問題意識のある方には考える良い材料となると思います。

しかし、「ネットコミュニティの作り方」のようなハウツー本ではありませんので、ご注意が必要です。

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By akiaki
形式:単行本
「インターネット社会におけるマーケティング」ということを考える場合、インターネットの共通要素、即時性・同報性・データ蓄積性などを指摘して、コミュニケーションツールとしてのインターネットサイトに注目してマーケティングへの応用を考える場合が多い。しかし本書は、コミュニティツールとしてのインターネットを評価するものである。

本書の中心的な問題意識は、不確定な要素が多分に含まれるインターネット世界において、コミュニティサイトという秩序がいかにして形成されるのか、という点である。コミュニティの特徴は、そもそも共同する意思にあるというが、これがネットにおいて生成可能なのかどうか、また生成可能だとして新しいビジネスの可能性はどこにあるのか、これらに関連するケースが中心的に紹介される。これらのテーマは、主に3つの視点、1.コミュニティサイトの現実と理論、2.マネジメントとビジネス化、3.理論的・実践的展望から章構成されるのが特徴。
しかし、本書において次のような違和感を感じた。不確定な要素がひしめき合うインターネット世界から秩序を持つコミュニティがいかに形成されるのか、という問題意識からも読み取れるように、紹介されるケースは、さまざまな視点で紹介されており、このような3つの分類にあまり意味を感じない、という感想である。さらに、後半の章では、本書で紹介されたケースを位置づける意味でコミュニティのモデルを4パターン提示し、それぞれを位置づけることを試みているが、これらは網羅性と排他性を備えてないと考えられる。上述したように、そもそも、不確定な要素が多分に含意されるインターネットの世界において、このような分類をすること自体がナンセンスなのかもしれない。そのため、単純なケース紹介に終止していると捉えられる可能性も・・・
しかし、個別のケースを見てみると優れたケース紹介は多い。特に9章の空想生活に関するケースは、消費者との協働製品開発・生産について示唆を与えてくれるものであり、今後注目すべき重要なケースではないだろうか。

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