この著者ならではの作品。今のインターネットがどこから来てどこへ向かおうとしているかをわかりやすく述べている。基本概念の説明書でもあるし、ネットの最新技術の説明書でもある。
新書なのですべてを書けるはずがないが構成がいいからか理解しやすい。
印象深かったのは無線について書いている部分。電波を分類し、それぞれの特徴と用途について明快な解説をしている。
そのなかでも特に興味をもったのは、自らは電源を持たないが外部の読みとり装置からでる電波のエネルギーを利用してカードのなかのコンピュータを動作させてメモリーを読み込み結果を返事するという、フェリカ、Edy、スイカのこと。その仕組みを知りたいと思っていたが予想しないところで謎が解けた気がした。