内容紹介
内容(「BOOK」データベースより)
内容(「MARC」データベースより)
出版社 新曜社
第1章 インターネット・セラピーの世界
第2章 インターネットの利点
第3章 人間とインターネットの不適切な関係
第4章 メディアを用いたコミュニケーションの特徴
第5章 インターネット・セラピーの特徴
第6章 人間とインターネットの新たな関係性
第7章 インターネット・セラピーへの疑問
第8章 実際的なガイドライン
あとがき
◆インターネット・セラピーの可能性◆
インターネットには、ネット依存、ネット中毒、仮想世界にはまって現実世界に戻れなくなる、という危惧もあります。しかし、インターネットと心をつなぐ関係はそんなマイナス面ばかりではありません。たとえば、ネットでセラピーを受けることができれば、誰にも知られずに一人でセラピーを受けることができます。セラピストと向かい合わないからこそ語りの自由度が増します。手紙やファックスと違い、やりとりが迅速です。本書では、著者の豊富な経験と実際例にもとづいて、そのような利点のほか、疑問点、倫理基準、利用の際のチェック項目などにも言及しながら、インターネットでのセラピーの可能性を考えます。著者は、東京学芸大学助教授。精神科医。
◆著者略歴:筑波大学大学院医学研究科博士課程終了。ロンドン大学バークベック・カレッジ修士課程(家族療法専攻)終了。現在、東京学芸大学教育学部助教授、北の丸クリニック精神科医師(青年期精神医学、家族療法)。
著者からのコメント
この分野では初めての本です
著者の田村です。
最近、ネットで知り合った人同士の自殺がはやっていますが、私のところにもマスコミから取材が来ます。ネットを自殺幇助のように、心の健康にマイナスになるような使われ方ではなく、もっとプラスに使えないだろうか。そんな発想からこの本を書きました。心理学の世界では、ネット利用がとても遅れています。ウェブ上にはいくつもの「メールカウンセリング」サイトがありますが、真正面からこの問題を取り上げたのはこの本が初めてだと思います。
フレーミングは私も多く経験してますので、その要因や防止法など掘り下げたいと思っています。海外の事例について、本書の中でイギリスのサマリタンズの例を挙げたのですが、アメリカの例なども今後紹介したいと思います。ただし、日本と欧米ではセラピーをめぐる環境があまりにも違うため、欧米の先行例をまねるのではなく、日本文化に合ったやり方が必要になると思います。
ぜひ、本書に対するみなさんのご意見を聞かせてください。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
筑波大学大学院医学研究科博士課程修了。ロンドン大学バークベック・カレッジ修士課程(家族療法専攻)修了。現在、東京学芸大学教育学部助教授、北の丸クリニック精神科医師(青年期精神医学、家族療法)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)