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最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
「整理」に関する過去のエピソードだけでも読む価値あり,
By Kana (東京) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: インターネットはいかに知の秩序を変えるか? - デジタルの無秩序がもつ力 (単行本)
「整理」の 3 つの段階つまり,それ自体を整理する段階,索引をつかう段階,電子的な手段でそれらの制約をとりはらった段階について書いている.「インターネットはいかに…」というタイトルは原書と関係なく訳書につけられたものである.第 3 の段階に焦点があるが,それ以前の記述,たとえば百科事典においてアルファベット順とたたかったひと,デューイと 10 進分類に関するエピソードなどのほうがおもしろかった.これらだけでも読む価値は十分にあるとおもう.
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
無秩序の力,
By senninyou (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: インターネットはいかに知の秩序を変えるか? - デジタルの無秩序がもつ力 (単行本)
現代のインターネット普及による情報氾濫を非常に前向きにとらえており、そこではかつてない新しいルールが必要とされると説く。具体的には「ジャングルの掟」という章で、その具体例を幾つか示している。これらは、従来の図書館の本棚とネット販売大手アマゾンの商品棚の違いにも明確に表れており、大変興味深い。・フィルターは入り口ではなく出口で。 ・葉っぱは出来るだけたくさんの枝にぶら下げよ。 ・すべてはメタデータであり、ラベルをつけられる。 ・管理をあきらめよ。 ここまで情報が溢れてしまうと、もはや情報(知識)そのものの重要性は薄れつつある。もちろん、正確な情報をしっかりと見分ける能力が必要とされるが、「知っていること」と「知らないこと」の境界はどんどん薄れつつあるように思う。(ネット検索すれば、大抵の情報は検索可能、ただし正誤判断が大きな課題) そこで重要になってくるのは、その情報(知識)をどう「能動的に」受け入れ、どう「関係」付けられるかということ。ここにこそ、これからの大きな可能性が潜んでいるように思う。本書でも、「情報、知識、洞察、意見の蜘蛛の巣のような結びつき」が注目されており、その関係性が複雑で多様、無秩序になればなるほど意味が深まり、その「意味の深さ」こそ最も重要としている。 これからは、「自分が何を知っているか」「誰を知っているか」が重要ではなく、「どれだけの知識をただで与えられるか」が重要であり、「自分のプレゼンスを減じさせる」という理由から「知識を隠し持つことは力を減じさせる」とのこと。
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