前作をプレイしていなくても今回の舞台「アルカヤ」は前作とは全く異なるので、十分楽しめます。
もちろん前作のデータを持っていると天界でのイベントが微妙に違っていたり、前回の任務のことを勇者に尋ねられた時とかニヤリとする点も。
舞台「アルカヤ」は帝国軍の侵略により戦乱を予感させる世界。
プレイヤーは新米天使で、大天使サマからの命を受け、この世界で起きている内乱の調査・解決に向かいます。
従来のRPGの、「勇者になってレベルを上げて、悪を倒せ!」ではなく「勇者を導いて悪を倒させよう!」という第三者の視点がこのゲームの特徴。
とはいえ勇者達は人間ですので、突然やってきた自称天使の命令なんてキャラによっては当初、全く聞こうとしない者もいます。
ですのでこまめに勇者達とお話ししたり、装備品を渡したり、一緒に旅に出たりすることがこのゲームでは大事な要素です。
そのうちに「なんだか不安だけど、あんたが言うんだから行ってくるよ」といった感じの返事を返してくれるようになります。これが嬉しいんですよー。はたまた異性だと恋愛に発展するケースも・・・
特に今作は勇者どうしのつながりも多く、因果関係や親戚関係なんかも隠されています。接触イベントには注目で、旅の途中バッタリ→お互い今後の世界の乱れについてシリアスな話になる勇者達もいれば、天使についての愚痴をこぼす勇者達もいます。
魅力的なキャラクターデザインと美しいグラフィックが最大の売りです。が、シナリオ的には長く、リアルタイムとはいえ、事件が起らない上に勇者達にも会えない間は退屈させてしまう癖があります。細かいイベントを見つけるのも、かなり難しいです。攻略情報必須。
また今作は世界観が世界観だけに、全体的に歪んだ、暗いエピソードが多いので、純粋な勧善懲悪がお好きな方は前作「フェイバリットディア」をオススメします。