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インターセックス (集英社文庫)
 
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インターセックス (集英社文庫) [文庫]

帚木 蓬生
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

性の尊厳を巡る書き下ろし医学サスペンス
「ひとは男女である前に人間だ」。インターセックス(男女どちらでもない性器官をもっていること)の人々の魂の叫び。高度医療の聖地のような病院を舞台に、医療の錯誤と人間の尊厳を問う書き下ろし長編。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

「神の手」と評判の若き院長、岸川に請われてサンビーチ病院に転勤した秋野翔子。そこでは性同一障害者への性転換手術や、性染色体の異常で性器が男でも女でもない、“インターセックス”と呼ばれる人たちへの治療が行われていた。「人は男女である前に人間だ」と主張し、患者のために奔走する翔子。やがて彼女は岸川の周辺に奇妙な変死が続くことに気づき…。命の尊厳を問う、医学サスペンス。

登録情報

  • 文庫: 616ページ
  • 出版社: 集英社 (2011/8/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087467295
  • ISBN-13: 978-4087467291
  • 発売日: 2011/8/19
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 30,539位 (本のベストセラーを見る)
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37 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 単体でも読めなくはないと思うが、「エンブリオ」の続編である。
 何というか、帚木氏は基本的に「良心」の人なのだ。「エンブリオ」で見事に医療の影の部分を描き切った、やったねと思っていたのが、ご本人は、やはりそのままでは後味が悪いらしい。本書はそういう「良心」から書かれたもののように感じた。
 タイトルになった「インターセックス」の扱いについては、さすがにお医者様だけのことはあり、納得のいく書き方がされている。ただ、私はそれなりの知識があったのでスムーズに読めたが、こういう方々の存在を知らないと、多少、専門用語に戸惑うかもしれない。(文章自体は平易だ)
 さらに蛇足を承知で書けば、帯にある「世界初のテーマに挑む」は言い過ぎだろう。当事者の方たちの著書が随分出ているし、マンガもあるし。でも、この作品で「インターセックス」というものについての理解が深まるのはいいことだと思うので、星は四つ。
 
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21 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Spenth
形式:単行本
何をもって男性、女性の区別をすべきなのか、またする必要はあるのかを問うた話題作である。
インターセックスがテーマであるが読み進めるにつれ、医師の要件とは何か、マイノリティは悪いことなのか、について考えさせられた。
冒頭は昨今多くなってきている医療過誤裁判のシーン。今ホットな医療過誤裁判を彷彿とさせる。物語の性質上専門的にならざるをえないが、著者は医師だけあって、無駄なくそして分かりやすく説明がなされているので非常に読みやすい。医療現場などの記述も非常にリアリティがあった。
インターセックスの次自助グループのメンバーの告白シーンは秀逸。胸を打つ。もうこれだけでこの本を買ってよかったと思った。
主人公の性差医療の専門医師が若いのに非常に達観しているというか、立派すぎるのが気になったが、徐々にその理由がわかる仕掛けも心憎い。
難をあげるとすれば、サスペンスの要素かな。
ラストは少々拍子抜けというか・・・。もう少し秘密がかくされているのかと思ったが、それは欲張りすぎかもしれない。
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15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
やっと完結? 2008/8/29
By senkkk
形式:単行本
帯には何も書かれていませんが、6年前の問題作「エンブリオ」の続編です。単体で読むとちょっと消化不良ぎみになります。
前作の被害者の一人、小島加世の友人の女医がサンビーチ病院に赴任することになり、再び運命の歯車が回り始めるという展開。前作は産婦人科医の岸川よりの視点で記されていましたが、今回の視点は女医よりになり、また彼女の専門がインターセックスであることから、産科医療をより広い視点で見る作品になりました。一応前作でそのままだったミステリー的な部分は、やっと終結を迎えます、この作者らしく、豪華な病院の描写や海外でのディナーの描写の方が詳細で、謎解き部分はややあわててまとめた印象も。前作にあったピカレスクロマン的な魅力は半減しています。
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最近のカスタマーレビュー
一見無関係に見える「インターセックス」と、それを扱う病院長周辺の不審死。
 一見無関係に見える「インターセックス」と、それを扱う病院長周辺の不審死。
読み進むに従い、結局まあ無関係でした。(結構ギャフンです)... 続きを読む
投稿日: 13日前 投稿者: いつも辛口
性別のあいまいさ
両性具有、それが話題になるのはスポーツ大会の時、よい成績を出した女性選手が実は男だったと成績を無効にされるという事件がおきたときである。... 続きを読む
投稿日: 2010/5/22 投稿者: Tochitli
題材との適切な距離が著者には欠けている
 全460頁の小説でしたが、ほぼ一気に読みました。最初の2/3はおもしろいと思って読んでいましたが、結末に不満です。... 続きを読む
投稿日: 2009/12/4 投稿者: Chopin's Thirds
医療問題に一石を投じる。
「エンブリオ」の続編で、舞台はサンビーチホテル。産婦人科、中でも体外受精や性転換手術、生殖医療、臓器移植技術などの最新技術を誇り、充実したサービスで評判高い一流一... 続きを読む
投稿日: 2009/11/9 投稿者: さるきち
インターセックスって
ずっと謎の言葉だった半陰陽という意味が非常に分りやすく、しかも真摯に捕らえなければならない社会問題として提起されていた。ストリーそのものも新鮮で、さすが医者の作家... 続きを読む
投稿日: 2009/8/23 投稿者: ヤスコ
難しいテーマですが、衝撃を受ける
医療分野の専門用語がたくさん出てきて、少し難しい部分もあるが、私にとって斬新なテーマなので、面白く思いました。こういう人もいると改めて勉強になったという気持ちで、... 続きを読む
投稿日: 2009/7/27 投稿者: shadow
インターセックスに対する作者の考えに驚いた-Let ie be
本書の冒頭では産婦人科医が過失致死で逮捕された福島事件を模した場面が語られる。岸川医師は弁護人として、医師の技術、対応が問題なかったこと、いかに検事らが言い立てて... 続きを読む
投稿日: 2009/5/6 投稿者: kirin70
先天性疾患の患者に対しての偏見を打破するうえで大切なメッセージを投げかける大作
社会的少数者である‘半陰陽’の患者の治療の現況について、性差医療と関連して描いている社会派医学ミステリーです。手術で強引にどちらかの性別に‘適合’させるのではなく... 続きを読む
投稿日: 2009/3/6 投稿者: 小林森
珍しくも…
私は
インターセックスでは
ありませんが
一気に読ませてしまう
オススメの本です

一読あれ…
投稿日: 2009/1/16 投稿者: リミ
「インターセックス」&「エンブリオ続編」
読んでからエンブリオの続編であることに気がつきました.だから,エンブリオを読んでいない人は内容についていくのが大変かもしれません.いきなり過去の殺人事件の話をされ... 続きを読む
投稿日: 2009/1/13 投稿者: Nagi
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