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インタビュー術! (講談社現代新書)
 
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インタビュー術! (講談社現代新書) [新書]

永江 朗
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

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   雑誌や新聞、ノンフィクション系の本を眺めてみると、その多くはインタビューをもとに成り立っていることがわかる。その名のとおり「インタビュー」として扱われているものはもちろん、それ以外のものも取材や調査という形で人から話を聞き、まとめられたケースばかりだ。そんな身近にあるインタビューの舞台裏を、気鋭のフリーライター・永江朗が軽快な筆致で書いたのが本書である。

   前段では、インタビューに向かうまでの下準備からはじまり、話し手からどうやっておもしろい話を聞き出し、そしてどのように再構成して形にするかなど、インタビューする側からのテクニックを指南する。また、後段では、さまざまなインタビュー本を取り上げ、語り手と聞き手の思惑、読み手の好奇心を交錯させながら、インタビューを読むおもしろさに迫っていく。

 「しょせんインタビューは虚構だ」と著者は言う。話し手の言葉は発表するスペースが限られているから100%生かされる訳ではないし、編集という作業の中で話の流れや言葉尻まで変えられてしまう。だからこそインタビューする側は話し手の本質を伝える技量を磨かなければいけないし、読み手もそのことを認識する必要があると著者は繰り返し説く。 

   私たちは日常でさまざまな人間と接し、そこで見聞きしたことをまた違う人に伝えている。日々がインタビューの連続のようなものだ。そして悪意や善意によって対象の本質が歪められて伝えられてしまうことも多々ある。ウワサ話などはそのいい例だろう。そう考えると、本書は人と人とのコミュニケーションを見直すきっかけにもなるかもしれない。(斉木 厳)

出版社/著者からの内容紹介

インタビューがわかれば世界がわかる!

危うくも楽しい活字ライブの舞台裏とは――
いかに話を引き出し、書くか、豊富な現場体験と名インタビュアーの技に学び、その方法論と味わい方を伝授。

インタビューの舞台裏を想像する――
あらゆるところにインタビューがある。私はいつも、インタビューを読みながら考えてしまう。
「本当にインタビュイーはこんなふうに言ったんだろうか」
「インタビュアーはもっと別の聞き方がなかったのかな」
「このときの話し手・聞き手、それぞれの表情はどんなだっただろう」
インタビューの裏側、文字や音声や映像にならなかったことについて思いをめぐらせることによって、インタビューだけでなく、情報の読み取り方がわかってくるような気がするからだ。
過去のすぐれたインタビューを読むことは、1人の読者として、1人の視聴者・聴取者としてメディアに接するときの、ある態度のようなものを鍛えていく。それよりなにより、すぐれたインタビューやおもしろいインタビューは、読んでいても楽しいではないか――(本書より)

登録情報

  • 新書: 256ページ
  • 出版社: 講談社 (2002/10/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061496271
  • ISBN-13: 978-4061496279
  • 発売日: 2002/10/18
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
34 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:新書
フリーライターである著者が、インタビューの準備・取材・編集のやり方から、インタビューの読み方までを紹介している。

文字数など限られたスペースの中で、インタビューアーは読者に伝えたいことをどのように選び出し、並べ替えるのかなど著者の実体験や他者のインタビュー記事の批評などを織り交ぜつつ説明しており、インタビュー記事を読む際の切り口を提供してくれている。

本書の内容は、インタビューをどのようにやるかという実践的な手法を紹介しているというよりは、「読むための」前提知識としてのインタビュー術解説の色彩が強い。前者を期待して読んでいたため、少々不満が残ったが、後者を期待する読者には有意義な作品ではないだろうか。

このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 倒錯委員長 トップ500レビュアー
形式:新書
かつて「噂の真相」の超人列伝で幾多の著名人にインタビューをしてきた、
いわばインタビューのやり手としても読み手としても「達人」の永江朗が嘆
くのは、昨今のインタビュー記事の体たらくである。彼がいうように最近の
インタビュー、特に特定の映画やドラマの宣伝を目的として出演者になされ
たそれや、グラビアの添え書きのごとく成り下がったそれは、インタビュイー
(インタビューされる人)についてすでに知られているようなことをなぞってい
たりするだけ。それは事務所の力などいわゆる“大人の事情”によるところ
が多いのだけれど、昔からインタビューを読みまくってきた著者はいう。イン
タビューにはもっとおもしろく、可能性があるものなのだと断言する。

本書『インタビュー術!』が教唆するのはずばり、インタビューの仕方とインタ
ビュー記事の読み方・楽しみ方である。インタビューの仕方の箇所においては、
録音機材には何を使うべきかや、寡黙な相手からはどのように話を引き出す
のか、さらにはNG事項が設定された場合に直球で聞かずにいかに遠回しに
それに迫るかなど、きわめてアクチュアルなアドバイスが並ぶ。評者は今のと
ころ誰かにインタビューする予定もされる予定もまるでないが、インタビュー素
材の文字お越しや、またそれを記事にするにあたってどのようなやり方がある
のかというのを、著者自身が実際に書いた記事を参考に教授されると、いやが
おうにも興味をそそられる。そして不思議とインタビューを誰かにしたくなってくる。

しかし驚いたのは最終章である。そこではこの著者が系統別、タイプ別にこれま
で読んできたいろいろなインタビュー本、対談本を紹介するのだが、やはりインタ
ビューを生業にしているからこそなのだろうか、一般の人のインタビューの読みよ
り段違いに読みが深いのである。真理は語尾にやどるとまで言う著者は、引用し
ながらいろいろな人のコトバから、例えばインタビュアーとインタビュイーの関係だっ
たり、そういった言外に零れ落ちた情報を拾おうとしている。もちろんそれは、著者
の推測でしかないが、単なる推測とは片付けれないリアリティもあり、それはやは
り生のインタビューを手がけていた者だけが持てる想像力のような気がした。

なぜ吉田豪がすごいのかも解説してくれる、「インタビューそのもの」に興味ある人、
必読の書。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
「インタビューがわかれば、世界がわかる。」という冒頭の文が
目に飛び込んできて、本書を手に取った。

「ピーコ伝」(聞き手糸井重里氏)や「江夏の21球」(山際淳司氏)
を例にとりながら、あたかも写真家が被写体とレンズワークに
こだわる様に、細部に渡りインタビューを通して全体構成を描く
姿勢は、一般の社会人の業務にも共通性を感じるのである。

完璧主義であるマイルス・デイビスの「観客に対する不機嫌さ」
や「人種差別」を質問する、アレックス・ヘイリー。
その後、マルコムXをインタビューする。
読者は、読み進むにつれて、理解するのである。たとえ小さな
出会い(インタビュー)であっても、人々は影響を受け、成長
してゆくんだという事を。

とても有意義で充実したおすすめの一冊である。
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最近のカスタマーレビュー
意外にも
この手の本に多いHow to本と思いきや、経験に基づく話がしっかりと書かれている。
投稿日: 10か月前 投稿者: yk
黒柳徹子と、田原総一郎の2つのパターン。 引き出す、切り込む。
事前準備でいやな人だいと思っても、「対面して話を聞くうちに、すっかり魅了されてしまうことがある。」... 続きを読む
投稿日: 2010/4/18 投稿者: kaizen
読み終わるとインタビューが読みたくなる!
確かに、普段あまり意識していないが、世の中にはインタビューがあふれている。... 続きを読む
投稿日: 2009/12/4 投稿者: sagitta
準備の大切さを肝に銘じる
インタビュアーによる本書では、準備の大切さと、良い質問とは何かを学べます。

・準備の大切さ... 続きを読む
投稿日: 2009/4/9 投稿者: なか
インタビュー記者はつらいよ。。。
あきれてものがいえないわけじゃなくて、不思議な同情心がわいてきたのだった。... 続きを読む
投稿日: 2009/1/22 投稿者: nh
HowToものとして期待するなかれ インタビューを読む心得書
... 続きを読む
投稿日: 2008/12/7 投稿者: 萬三
どんな業界にも通用します。
私がフリーのライターとして
仕事を始めるに当たって読んだ一冊です。

おっしゃっていることはまぁ普遍的なことですが... 続きを読む
投稿日: 2008/3/28 投稿者: sarara
黒子の存在
何気ない日常会話や初対面の人との会話、営業トーク・・・、これらとインタビュー術をどう括りつけられるかを期待して購読したが内容はそぐわないものだった。所々『インタビ... 続きを読む
投稿日: 2004/12/8
インタビュー記事の書き手・読み手の本でしょう
筆者が言うとおり、一般の仕事でもインタビュー的な部分は誰でもあるはず。その技術を知りたかったのだが、この本はインタビュー記事の書き手であり、その技術及びインタビュ... 続きを読む
投稿日: 2003/11/16 投稿者: XP
インタビューとは何か
インタビューというのは、文字通りのメディアで流れるインタビューばかりでは
無いはずだ。... 続きを読む
投稿日: 2003/1/23 投稿者: バイク犬
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