こういった有名な原作のコミカライズはファンの思い入れが強く、求められるレベルが高くなりがちで作画担当の方にとっては気苦労の多いところと察しますが、それにしてももう少し頑張って頂きたかったというのが本音です。作家さんというよりは明らかにまだ発展途上の新人で済ませてしまう編集部の問題といえますが。
個人的には「狂気の山脈」の方よりは多少手馴れてる印象を受けましたが、各所に見られる「ジョジョ」的な演出が妙に浮いていたのと(ゴゴゴゴゴ)、「叔父に似ているな…」はさすがに無いかなと(笑)
当シリーズ全てにおいて思うのですが、新人を使うなとは言いませんがもう少しプロとしてのキャリアのある方でないと原作の「格」に釣り合わないのではないかなと思いました。
ラブクラフトのファンでこれから読んでみようという方に申し上げますと、「あの傑作待望のコミカライズ」というよりは一ファンによる投稿作品程度に考えていた方ががっかりせずに済むと思います。