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イングランド王国前史―アングロサクソン七王国物語 (歴史文化ライブラリー)
 
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イングランド王国前史―アングロサクソン七王国物語 (歴史文化ライブラリー) [単行本]

桜井 俊彰
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

五世紀半ば、ブリテン島を支配していたローマ人が去った後にやってきたアングロサクソン人。彼らはいかにして「七王国」時代を築いたのか。イングランド王国として統一されるまでの、知られざる英雄たちの活躍を描く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

桜井 俊彰
1952年に生まれる(東京都出身)。1975年、國學院大學文学部史学科卒業。1997年、ロンドン大学ユニバシティ・カレッジ・オブ・ロンドン(UCL)史学科大学院中世学専攻修士課程(M.A. in Medieval Studies)修了。現在、エッセイスト、英国史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 219ページ
  • 出版社: 吉川弘文館 (2010/10)
  • ISBN-10: 4642057080
  • ISBN-13: 978-4642057080
  • 発売日: 2010/10
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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By しろぼん トップ500レビュアー
私は、ブリテン島の「イングランド」「スコットランド」「ウェールズ」という区分けが、いったいどういうふうに出来たものなのか、ずっと知りたかったのですが、今までなかなかわからなかったのです。
そしたら、たまたま本屋でこの本をみつけました。カエサルとかの「ローマ時代」からスタートする、はっきりした文献や物証はほとんどない、なかば「伝説」に近いイングランド「前史」の本です。
ケント、イーストアングリア、ノーサンブリア、マーシア、ウェセックス、エセックス、サセックスの「七王国」について語られるこの本は、現地の「古事記」や「日本書記」のような、伝説と歴史の境界線にある資料をもとに書かれていて、史実としての正確さは別にして、すごく面白いです。(ウェールズやスコットランドの言語が英語と違うのも、こういうことです、と順を追って語られていきます。)

こういう「前史」の話は、遺跡や文献の新発見がない限り、解決はつかないし、この本にかかれている内容も、研究されてるかたたちの間では、きっと賛否両論あるのではないでしょうか。
(でも、まったくの歴史の素人の私には、この本はとても面白かったです。)
文章はやわらかく、とても読みやすい本です。
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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
日本では聖徳太子があらわれ、大化の改新、奈良・平安時代へと古代から雅やかな文化の歴史を刻み始めた頃、ブリテン島では、アングロサクソンの王国の興亡があったのですね。時代を追って丁寧に説明された歴史書ですが、この時代の記録は少なく、伝説のようなお話も出てきます。そこがまた、この本の読み物としての楽しさを倍加させています。
学校で学んだことのないことばかりですが、世界史に疎い人でも、ぐいぐいと引き込まれていきます。
どの王国も栄華と衰退の時代があり、人生のはかなさまでも行間に感じます。そして、現代イギリス人へと続く、イギリス人の原点。歴史から学ぶって、こういうことなのだ、とアカデミックな気分になる1冊です。
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11 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
七王国覇王伝 2010/11/13
By ふぁんどり VINE™ メンバー
 戦国の七雄ならぬアングロ・サクソン七王国(ヘプターキー)の覇王列伝。
 春秋に五覇のいた如く、七王国には八人の覇王がいたとか。彼ら、覇王の生涯をたどり、七王国のうちケント、イーストアングリア、ノーザンブリア、マーシア、そしてイングランド王国の母体となったウェセックスの歴史を大まかに概観します。最後はアルフレッド大王の事績をもって擱筆。
 概観です。本書は、概説書ではありませんので。
 本書が取り上げた五世紀から一〇世紀前半までのイングランド史は、史料が極端に少ない、とのこと。また数少ない史料は教会の修道士が著しているため、史実と伝説がいりまじっているそうです。そのせいでしょうか、彼ら覇王の逸話は史話というよりなかばファンタジイめいています。
 ノルマンの征服以前のイングランド史を日本語で読める本って、今まであったのでしょうか。私は知りません。いまだ戦国時代のイングランドを取り上げた、なかなか貴重な一冊です。
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