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最も参考になったカスタマーレビュー
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
これは学術とは無縁の本である。,
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レビュー対象商品: インカに眠る氷の少女 (単行本)
読後 私は非常に不愉快な気分を味わう事となった。なぜならば一頁に平均一人の割合で他人の悪口が書かれており、知りたかったフワニータの詳細は全く書かれておらず、御遺体に対する謙虚な姿勢が皆無であったからである。著者が力説したいのは「俺が見つけたんだ」というだけなのだ。「アイスマン」について書かれたシュピンドラー博士の本も読んだが、この「インカ」ではシュピンドラー博士その人さえも独善的な学者と、もってまわった薄汚い言い方で貶められている。貴重なフワニータの図譜は皆無に等しく 巻頭の26枚の写真だけで、詳細を図譜で表現する事さえ無く最初のカラー頁が本書の何頁と対応するかも全然記載が無い。本の最後に有るべき引用文献さえ皆無である。これだけ酷い本を私は初めて見た。2200円を支払って、325頁に渡る他人の悪口を読みたければ購入しても良かろう。シュピンドラー博士の書かれた「アイスマン」についての本の様な読後感や満足感は全く得られない。不愉快になるだけである。他人の悪口と「俺が見つけたんだ」という ただそれだけの最悪本である。星の数は「1が最低」でそれ以下が無いから、である。本当はマイナス5である。
4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
五百年前生きていた子供の姿そのまま,
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レビュー対象商品: インカに眠る氷の少女 (単行本)
インカ帝国時代のミイラが何体も発見された記録である。その時の写真二十数枚は口絵にあざやかに紹介されている。五百年前のものなのに、まるで今も生きていてように生き生きとしている。アンデス山脈6000メートル級のユヤイヤコ山(チリ)で見つかった女の子の穏やかな顔つき。見事な三つ編みの髪が印象的だ。鼻の下にコカの葉が付着していたという。アンパト山(ペルー)で見つかった女の子の周囲にはインカの供え物が並べられていた。頭飾りは、墓の中の狭いスペースにぴったり合うように変形されていた。 今から五百年前に生きていた人たちの生身の体…それが本書のテーマ、つまり「アンデス地方で凍結ミイラになった子供たち」のいたいけな姿なのだ。全員が8〜15歳くらいの子供たちだ。どうしてこの子たちが幼くして死ななければならなかったのか。どうして今もこんなに初々しい体のままでいられるのか。この子たちの姿を見ていると、何か声をかけてやりたくなる。「どうしてそんなに早く死んでしまったの?」「神々のいけにえになったの?」 この本の原著者はアメリカ合衆国生まれ、南米の人類学・自然史研究者、インカ遺跡調査に情熱を燃やしている人である。完璧に保存されていたDNA調査などで当時を知る一級資料。学術的興味・魅力は尽きない。
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