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イワン・デニーソヴィチの一日 (新潮文庫)
 
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イワン・デニーソヴィチの一日 (新潮文庫) [文庫]

ソルジェニーツィン , 木村 浩
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 529 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

1962年の暮、全世界は驚きと感動で、この小説に目をみはった。当時作者は中学校の田舎教師であったが、その文学的完成度はもちろん、ソ連社会の現実をも深く認識させるものであったからである。スターリン暗黒時代の悲惨きわまる強制収容所の一日を初めてリアルに、しかも時には温もりをこめて描き、酷寒(マローズ)に閉ざされていたソヴェト文学界にロシア文学の伝統をよみがえらせた芸術作品。

登録情報

  • 文庫: 278ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1963/3/20)
  • 言語: 日本語, 日本語
  • ISBN-10: 4102132015
  • ISBN-13: 978-4102132012
  • 発売日: 1963/3/20
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.4 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 100,215位 (本のベストセラーを見る)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
47 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Edgeworth-Kuiper Belt 殿堂入りレビュアー トップ10レビュアー
形式:文庫
「おい、赤軍水兵諸君、がんばれよ、外は絶対零下三十度だぞ!」「こんな日が、彼の刑期のはじめから終わりまでに、三千六百五十三日あった。閏年のために、三日のおまけがついたのだ...」。

旧ソ連の田舎の中学校の無名教師がノーベル文学賞に輝くことになった名作中の名作である。それだけのことはある。とにかく、すごく面白い。一瞬のスキもなく、読者を極寒のシベリアに引きずり込んで離さない。中身は200ページ程度だから、そんなに時間はかからない。そして、残るものは重い。

ソルジェニーツィン氏が死去したというニュースが本日流れた。89歳。激動の人生を駆け抜けた旧ソ連の反体制派の象徴だった。「収容所群島」や「ガン病棟」も面白かったが、一冊となるとやはりこの作品だ。冥福を祈りたい。
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40 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
元々は高校時代、夏休みの宿題の読書感想文用に購入しました。以来、読み返すこと10回以上、下手な人生論の書よりもよっぽど私を厳しくかつ温かく励ましてくれています。落ち込んだ時や何をしても満足感を得られない時など、この小説に立ち返ります。
舞台は旧ソ連時代の強制収容所。収容されたこと自体が理不尽であるのに、主人公はその中でたくましく前向きに生き抜きます。10年の刑期のうちのたった一日だけが描かれているのですが、その中に、生きる智恵、人生を楽しむコツ、みたいなのがちりばめてあります。
悲惨な一日なのになぜか心が温まり、最後のページでは「幸せってなんだろう?」と思わずにはいられません。
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25 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 人間は何の為に生きているか? 2004/4/24
形式:文庫
スターリン下の恐怖政治の批判めいた事柄を手紙に書いたと言ういわれの無い罪で、内務省人民委員部(NKVD)に逮捕された赤軍大尉ソルージェニツイン。死刑執行人に数ヶ月に渡る拷問の後、十数年の強制収容所(ラーゲリ)で過ごした。これは、極寒の強制収容所での、ソルジェーニツィンの生活を基に描いた作品だ。十年の強制労働を科されたシューホフの3653日の中の一日を描いた実話に近いこの作品で、彼はソ連の非情な全体主義体制を描いている。恐るべき秘密警察の支配する、密告と盗聴の中で生きる市民の恐怖と辛酸を、この小説を読む者は気が付くでしょう。全体主義ファシズム国家USSRとスターリンの暴虐は尋常の物ではなかった。人類史上最悪の独裁者であった。人間屠殺者の事実上の犯罪数字は、今も尚深く国立公文書館の扉の中に、或いはKGBの秘密文書局の中に秘匿されて真実は明らかにされていない。いまの擬似ソビエト体制が瓦解し、真に開放された暁には、その秘密文書も太陽の下に晒される時が来る出だろう。その時こそ世界中の人間達は恐怖と嫌悪に顔を引き攣らせる事であろう。共産党独裁的支配のためにフランス革命の恐怖政治を真似たと言うが、スターリンの方法はその千倍もの悪で充満している。

デニーソヴィチのラーゲリでの犬の様な一日は、人間の尊厳を否定した世界である。その中で生きる為には、絶望しないこと常に非情な中に居て
... 続きを読む ›
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28 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ラーゲリ(収容所)での強制労働 2001/1/7
形式:文庫
ソ連時代において、「社会主義リアリズム」によらない突出した作家は国から弾圧されたんです。ソルジェニーツィンの年譜をみてもやっぱり大変なことを越えてきた人でした。この作品は、理由らしい理由のない当局の逮捕によって8年間ラーゲリ(収容所)で強制労働をさせられてきたうちの最後の3年の経験が下敷きになっているようです。作品の主人公のイワン・デニーソヴィチ・シューホフ(ロシアの人って名前が長い!)は、もと農民で、10年に及ぶ強制労働の刑を受けたんです。で、そのシューホフのラーゲリ生活8年目のある一日、起床から就寝までを非人間性や悲惨さを際だたせるための過剰なエピソードや告発的な政治的調子などなく、淡々ときめ細かく丁寧に書いてあるんです。(それがかえって、悲惨さを感じさせるのかもしれません)とてもリアルです。氷点下30度を下回る厳寒の中の強制労働(煉瓦で壁を作るところ)は、読んでるとこっちまで手がかじかんできそうになります。(ラーゲリでは、40度以下にならないと仕事が休みにならない!)この作品が発表されたのは、スターリンの死後の「雪どけ」の頃で、スターリン時代の犯罪的事実にふれた作品もかなり出ていましたが、「イワン・デニーソヴィチの一日」のようにラーゲリの問題に正面から取り組んで、実態をとらえた作品はなかったようです。このとき、雑誌に発表するかしないかの判断を党の中央委員会に持ち込んで議論し、... 続きを読む ›
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0 自分のおかれた環境を嘆いても仕方ない
収容所生活の悲惨さをクローズアップしておらず、登場人物の個性が強いので、

大きな盛り上がりはないものの読み易かった。... 続きを読む
投稿日: 3日前 投稿者: hijikata
5つ星のうち 5.0 酷寒のラーゲルの一日。懸命に生きる人々と、心正しき人生の意義。
... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: 洛陽浩月楼主人 弱水狂子
5つ星のうち 5.0 悲惨なのに、美しい……
美しい小説だった。
淡々と描かれる収容所の生活は過酷そのもので、
人間のズルさ汚さ、弱さがどんどん描かれていくのだけれど、... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: おぐりん
5つ星のうち 3.0 ソルジェニーツィンの人間的深み
ノーベル文学賞受賞作家の自伝的小説。
ソ連強制収容所における囚人の一日が綴られる。

酷寒、餓え、... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: Alwis
5つ星のうち 5.0 おもしれー
収容所での生活が事細かに書いてあります。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: ハンバート・ハンバート
5つ星のうち 1.0 さあ行くぞ
 世界中に衝撃を与え、ソルジェニーツィンがノーベル賞をもらうに至った中編作品である。わりあい大人になってから読んで、拍子抜けした。退屈の一語に尽きる。... 続きを読む
投稿日: 2012/5/13 投稿者: 小谷野敦
5つ星のうち 5.0 究極の人間群像を描いた芸術作品
ラゲールの極限状態での生活、人間模様を見事に描いた文学を超えた芸術作品。意志さえあればどんな環境でも人間は生きられる、仕事の喜びまでも見出せるのですね。兎に角一般... 続きを読む
投稿日: 2012/5/10 投稿者: アンジエニユー100mmf2.0
5つ星のうち 5.0 幸福とはこういうものだろうか
落ち込んだときに、この一冊を手に取るという女性から教わって
とても気楽に読み始めた。... 続きを読む
投稿日: 2012/4/26 投稿者: びぶりおん
5つ星のうち 5.0 また読むために、そっと本棚に戻す
読み終えた後にそっとため息をつき、カバーのしわを伸ばし本棚に戻す。
本書にはこんな魅力があります。... 続きを読む
投稿日: 2012/2/15 投稿者: gaki15
5つ星のうち 5.0 Один день Ивана Денисовича
ソ連時代の極寒の強制労働収容所での生活。... 続きを読む
投稿日: 2011/10/3 投稿者: князьモリタ
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