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イワン・イリッチの死 (岩波文庫)
 
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イワン・イリッチの死 (岩波文庫) [文庫]

トルストイ , 米川 正夫
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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イワン・イリッチの死 (岩波文庫) + トルストイ民話集 人はなんで生きるか 他四篇 (岩波文庫)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

一官吏が不治の病にかかって肉体的にも精神的にも恐ろしい苦痛をなめ、死の恐怖と孤独にさいなまれながらやがて諦観に達するまでの経過を描く。題材は何の変哲もないが、トルストイ(1828‐1910)の透徹した人間観察と生きて鼓動するような感覚描写は、非凡な英雄偉人の生涯にもましてこの一凡人の小さな生活にずしりとした存在感をあたえている。

登録情報

  • 文庫: 105ページ
  • 出版社: 岩波書店; 改版 (1973/01)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4003261933
  • ISBN-13: 978-4003261934
  • 発売日: 1973/01
  • 商品の寸法: 15 x 11 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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21 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kinjiji
さっくり一日で読みきれる本でありながら、人間の生と死や苦悩について哲学できる良書。死の間際で今までの人生が空虚なものと感じてしまう主人公であるが、果たして意味ある人生とは?宗教が救いになるのか?意味とは解釈にすぎず今までの自分の生をありのまま肯定することはできないのか?いろいろと深く考えさせられます。
主人公は家庭人としても立派であり、社会的地位は高いものの、その為に自己の内面についてはあまり関心を払う暇がなく、トルストイの諸作品に出てくるような信仰心厚い人物や虚無主義者というわけでもない平凡な性格な人物です。それ故、主人公を使って思想を押し付けるという感じが無く、ふと本を読むのをやめて自分ならどうだろうと考えに耽っています。
死の瞬間もとても哲学的です。安易に宗教を持ち出さずに、うまくいってると思います。内容は読んでのお楽しみです。私はどちらかというと懐疑論や不可知論者ですが何か救われた感じがしました。
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20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
生きる意味 2001/12/13
普通の役人として生きてきたイワンイリッチは、
ふとしたことから不治の病にかかり死を迎える。
その心の動きを克明に描いた文豪の傑作。
死はどんな虚飾仮面も剥ぎ取ってしまう。
イワンイリッチも自分が生きていた人生は本当にの人生ではなかったと悟る。
瀕死のイワンの世話をする下男の心の美しさが印象的。
生きる意味を深く考えさせられる。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By "rotus"
イワン・イリッチという一人の官僚の極めて個人的な体験をとおして普遍的な「死への過程」を描かれた名著。死を目前にした人間の凄まじいまでの孤独、苦痛、否認、そしてスピリチュアルペインが伝わってきます。短いけれど、あの「死ぬ瞬間」に書かれていることと共通する内容が大変多いのです。何度も読み返しました。その度考えさせられます。さすがトルストイ。
緩和ケア病棟の勉強会テキストに使用させてもらいました。
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