ロボペット自体は既に『AIBO』等が存在するものの、この愛犬ロボ『ブツ』は傑作、AIBOとは全てが違う。
まず、このブツ、なんとリモコン操作一つで身勝手に憑いてくるのである。
この際の注意点としては、このブツの進行方向上に自分が居る事くらいで他に心配は無用。
また、こちらから近づいて逝った場合でも、このブツは曖昧に反応してくれる。
犬といえば、吠え声は当然装備しているが、勿論その程度の機能で終わるブツではない。
背中を撫でれば自動的に「ゲヘゲヘゲヘゲヘゲヘ」と不気味な笑いを振りまいてくれるし、
左右の耳を触ると「ウィーンウィーン…怨!怨!」と発音、本物の犬には無い特殊音声まで完備。
それだけではない…なんとこのブツ、人語すらも流暢に操ってみせるのである。
リモコン操作を介して何十種類もの豊富なバリエーションの人語を喋り、
挙句の果てには、パチモンまる解りの間違った関西弁まで発声するという凄まじい無駄機能を搭載している。
だが、それがいい。
何故ならば、このブツの開発に携わった偉大なる科学の狂人達は、これをただの愛犬ロボに留まらせず、
何を血迷ったか、人語+怪音+間違った関西弁を無駄に発する、謎の狂犬ロボへと変態させたからである。
これは非常に斬新な視点で開発されている意味でも評価に値する。
今後の未来を背負うデザイナー達にも必見の一品と言えよう。
まさに至れり尽くせりの境地、森羅万象凌駕する、我等が大日本連合皇国の最先端技術が生みし魔物である。
敢えて言おう、ブツであると。