タイトルに『イロメ2』と入っている通り、
同著者既刊のディアプラスコミックの『イロメ』の続編にあたります。
正直に言えば、既刊を読んで無くても大丈夫!・・・とは言えません。
各作品の付き合い始めた後のお話なので、そこまでの経緯を知らないと
面白さは半減・・・といったところでしょうか?
収録作品は(前作『イロメ』より)
・『イロメ』生徒×教師…3篇(ショートを含む)
・『カオス』卒業生×教師…2編(前後編で1篇ともう1篇)
・『あつくてつめたい』幼馴染み同士(学生)…2編
※『イロメ』に収録されていた『花いちもんめ』の続編はなしです。
書き下ろしは『あつくてつめたい』のみですが、作品と作品の間にある四コマ漫画(?)の
ようなショートストーリーは健在です。
私は雑誌購読派ではないので、今回の続編にはとても満足なのですが、
雑誌購読をされている方は書き下ろしが『あつくてつめたい』のみなので、
もしかしたらちょっと…と思う方もいるかもしれません。
前作『イロメ』と『カオス』は同じ学校を舞台としているのと
2人の先生が先輩・後輩の間柄にあるためか、今回の作品にも結構リンクして登場してきます。
また、それぞれ主役の野田先生・白川先生の学生時代の話が入っていたり、
個人的には前作代表作として名前になった『イロメ』の野田先生が前作よりは多く出てきた上に
恋人である桃山とのからみもあるので、嬉しい限り。
また、『カオス』の白川先生にはまたしても受難が襲い掛かりますが、うっとうしい後輩と白川を思っている
野田先生の行動が意外にも男らしくて素敵でした。
壬生谷と白川先生もお互いの気持ちに揺るぎなく好きなのだなと認識させられる続編です。
それにしても、確かに白川先生は野田先生をかまいすぎ(笑)
壬生谷にヤキモチ焼かれても仕方ないかな。
『あつくてつめたい』はなかなか進展しないかな…と感じましたが、
前作で光彦(受)の自分の想いにとまどいつつ、彼を受け入れたナオシ(攻)が光彦が思うより
きちんと彼を想っていることが再確認できてよかったかなと。
書き下ろしはお互いに頑張って最後まで試みようとする2人ですが…という感じで初々しい感じが
学生同士らしくていいなって思いました。
でも、ナオシの正直な爆弾発言に、光彦は振り回されるんだろうな・・・