1巻で気になっていた『フォンと養父の関係』が殺伐とした関係で無いと分り、
少し安心したのもつかの間でした。
孤高であったフォンが、ルームメイトのジェイクに引っ張られる形で、
気がつけば仲間や周囲とも馴染み、笑顔を見せるほどに変わります。
しかし、フォンの脳裏に響く『謎の声』は、それを許さないとばかりに、
激しく暴力的な衝動にフォンを駆り立て、また孤独な闇の中へと引き戻します。
そしてその謎の声は日を増すごとに、明瞭になっていっているようです。
こうなると気になるのが、フォンが養父から与えられ毎日摂取している『薬』の存在。
安定剤と言われているようですが・・・本当はどうなのか、ますます疑わしくなってきます。
ある特定の曲を聴くと具合が悪くなるのも、何か関係しているのでしょう・・・気になる。
両親殺害に関与する人物を追ってフォンが島裏に足を踏み込むこの巻では、
いよいよ島裏の実状が見えてきます。
まるでフィギュアを作るように、デザインされた人造体が溢れる街。
造りだされる彼らの存在は、人間のエゴが形になったようで、美しく醜い。
島裏での新たな『出会い』はフォンに何をもたらすのか?
見えてくる謎と増える謎、話はますます面白くなっていきます!続きが気になります!!