開いたとたんに、江戸時代を覗いている気分にさせてくれて好感度大です。
善右衛門さんというキャラが、江戸時代を解説するという奇抜な発想。
辞典を引いている気分がしない楽しさがいいです。
辞典なのにこんな表現?って思うけど、やっぱり時代物は時代口調のほうが楽しいですから、このアイディアはすばらしいと思います。
内容も豊富だし、事実だけにとどまらず、善右衛門さん意見(?)見解(?)思い(?)があり人格を感じます。
また、たまに笑わせてくれるので読み込んでしまいました。
欲を言えば、幕末のコラムや人物紹介も欲しかったし、各階道の宿駅なんかも欲しかった。
それに、こんな辞典だから、時代作家の紹介なんかがあってもよかったかも。
でもすでにタバコの箱ほどの暑さですから、これ以上は厚くできないですかね。
他の辞書では見られない、江戸時代の時間で定時法の説明や全国の諸藩リストはありがたいです。
また、個人的には「袴のいろいろ」というコラムが気に入りました。
袴だけで、どんな時、どんな人が履いていたのかがわかり、今まで気づかなかった小説の設定の深さに気づきました。
時代ファンとして、素直に★★★★★おすすめです。
関係ありませんが、面白いもので我が家にホームステイしている、スウェーデンからの留学生がことのほかに気に入っていました。
外国人には「〜でございます」という表現は難しいのですが、イラストがいっぱい入っているので、お土産にするそうです。
彼女は男性の髪型で、髷のイラストがいろいろ乗っているところが一番気に入ったそうです。