バグダッド陥落のときアメリカ軍の戦車が走った高速道路、いまはアメリカ軍基地となっているバグダッド国際空港などは、みな日本企業が造ったもの。1970年代から80年代前半にかけて、日本はイラクの社会インフラの多くを受注、1979年には、日本の海外の総建設受注額の半分近くがイラクだったのである。 ~~ だが、湾岸戦争と今回のイラク戦争で、日本はこれらの権益を完全に失ってしまった。そして、いまや復興支援ビジネスは、ほぼアメリカの独占である。つまり、アラビア石油などの石油企業、三井物産などの商社、コマツなどの建設機械メーカー、そして鹿島などの建設業は、大きなダメージを被ったのだ。 ~~ これらはすべてビジネスマインドに欠ける日本政府の責任である。ようやく日本政府は、遅れに遅れて自衛隊を派遣した。しかし、もう手遅れではないのか? いまだに「1人でも死者が出たら小泉政権はもたない」などという空虚な論議を繰り返し、「自衛隊は人道支援に行く」などと言っているかぎり、日本は泥沼に落ちていくだけだろう。 ~~ 本書では、アメリカがイラク戦争を仕掛けた本当の理由を暴き、フセイン逮捕の茶番劇と、アメリカ企業と政界との癒着構造をも暴く。そして、いま、イラクで展開されている復興ビジネスの実態を描いて、私たち日本の将来を展望する。~
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「国益のためにイラクへ!」とおっしゃっている方々は一度読まれた方がいいと思います。「この戦争は本当に儲かる(国益にかなう)のでしょうか?」
こんな問い掛けに数字で答えてくれる数少ない良書でした。
TVゲームの世界でなら通用するでしょうけれど、現実の世界で通用するかどうかはかなり疑問です。著者の情報分析はまるでブッシュ~~政権の大失敗したイラク戦争でのそれを見ているようで、あまりにも単細胞です。もっといろいろな角度からの多面的な情報分析が必要だとおもいました。~
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