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イラクサ (新潮クレスト・ブックス)
 
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イラクサ (新潮クレスト・ブックス) [単行本]

アリス・マンロー , 小竹 由美子
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,520 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

旅仕事の父に伴われてやってきた少年と、ある町の少女との特別な絆。30年後に再会した二人が背負う、人生の苦さと思い出の甘やかさ(「イラクサ」)。孤独な未婚の家政婦が少女たちの偽のラブレターにひっかかるが、それが思わぬ顛末となる「恋占い」。そのほか、足かせとなる出自と縁を切ろうともがく少女、たった一度の息をのむような不倫の体験を宝のように抱えて生きる女性など、さまざまな人生を、長い年月を見通す卓抜したまなざしで捉えた九つの物語。長篇小説のようなずっしりした読後感を残す大人のための短篇集。

内容(「MARC」データベースより)

旅仕事の父に伴われてやってきた少年とある町の少女。30年後に再会した2人の特別な絆を描いた表題作のほか、「恋占い」「記憶に残っていること」など8篇を収録した、名匠マンローによる大人のための極上の短篇集。

登録情報

  • 単行本: 448ページ
  • 出版社: 新潮社 (2006/3/29)
  • ISBN-10: 4105900536
  • ISBN-13: 978-4105900533
  • 発売日: 2006/3/29
  • 商品の寸法: 19 x 12.6 x 3.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 262,141位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
幸せな新婚生活が、ケーキの行方不明というごく小さな出来事で、なにかがズレてくる。

アリス・マンローは、こうした「決定的瞬間」「分岐点」を描き出すのがとてもうまい。
しかもそうした瞬間は、他の人には決して分からないような一瞬に、ごくごくありきたりな日常の出来事の中に起こる。
何も変わっていないように思えるのだけれど、それまでとは何かが決定的に変わってしまった、という感じに。

時間軸が10年単位であちこち飛ぶものだから、最初はそのテンポにとまどうけれど、そのうち長編映画でも見ている気分になってくる。
読みにくいと感じる部分もあるが、一文一文が、手のひらにじわりとくる重さを持っている。

おすすめは、物語としておもしろい「恋占い」、情景描写が美しい「浮橋」、最後の一文に収束する「クイーニー」。

同じクレストブックスから出ている女性作家、ジュンパ・ラヒリと似たような雰囲気を持っているけれど、アリス・マンローの作品には、人生を眺める大きな時間軸がある。
それは、75年という人生経験の差かもしれない。
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人の生の凝縮 2006/8/18
形式:単行本
どれをとっても完成されたもので、人生のあらゆる場面を凝縮したような密度が高い作品ばかりだと思います。ただ、突飛に話がワープしたりするので、読解力の低い私などには少々難解でした(何度も冒頭としめくくりを読み返したりとか)。この作品を静かに楽しめるような年のとり方ができれば、女性としては本望でしょう。(男性読者には少々つまらないかもしれません)表題「イラクサ」、そして最後の「熊が山を越えてやってきた」などは心響くものがあります。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 竹の梯子 VINE™ メンバー
形式:単行本
行間の小さな谷間を越えるといきなり時系列がとんでもなくぶっ飛んでいたりして、とまどうこともあるのだけれど、慣れてくるとそのリズムが妙に心地よくなってきたりする。男と女の関係の機微について書かれた短篇が9篇収録されている。けっこう大胆なことをする人たちだが、筆者の手にかかると突飛さは感じられず文章の中にやさしくなじんでいる感じだ。寡作・短篇しか書かない・女流作家・・・というところからグレイス・ペイリーを思い出した。ペイリーほどではないにしろ、けっこう特殊な文章だ。ひとつの文が長く、主語にあたる要素が最後の最後まで出てこなかったり、「−(ダッシュ)」で文章をどんどんつなげていきながら、別の内容に展開されていくなど癖があると思う。
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