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イラクで私は泣いて笑う―NGOとして、ひとりの人間として (JVCブックレット)
 
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イラクで私は泣いて笑う―NGOとして、ひとりの人間として (JVCブックレット) [単行本]

酒井 啓子
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 966 通常配送無料 詳細
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商品の説明

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

酒井 啓子
東京外国語大学大学院教授。1959年生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業後、アジア経済研究所に勤務。英国ダーラム大学にて修士号を取得。1986年~1989年まで在イラク日本大使館にて専門調査員として勤務。2001年よりアジア経済研究所にてイラクを中心とした研究を進める。2005年より現職。主な著書に『イラクとアメリカ』(岩波書店、アジア・太平洋賞大賞受賞)、『イラクは食べる』(岩波書店)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 171ページ
  • 出版社: めこん (2009/06)
  • ISBN-10: 4839602247
  • ISBN-13: 978-4839602246
  • 発売日: 2009/06
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.2 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 447,275位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
イラク戦争後のイラク社会で研究者、NGOスタッフ、政府機関を通じて、ジャーナリストとして、そして副題にもあるように「ひとりの人間として」それぞれに活動している方たちのインタビューをまとめた本です。

特に心に残った著者の言葉が以下です。
「戦争の不幸は、その物理的な破壊力だけではなく、われわれと同じレベルの生活を送る権利を持つはずの人々を、生存に必要な最低限の条件だけ確保してあげればいいだろうというレベルの人間に貶めてみてしまう風潮を作り上げてしまうことだ。」

イラク市民を友人に持ち、直接対話しながら活動する方々の経験談から、イラクの人々も人としてただ「生存」するだけでなく、幸せに暮らしたいという当り前の事実に改めて気付かされました。国とは異なる、一人の人間としてイラクと関わり続けるNGOの人々の姿勢や視点に、一市民の私も多く共感できました。

対話式に書かれてあるので読みやすく写真もたくさん収められています。
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形式:単行本
本書は、イラクを専門に研究する著者による、イラクに関わる3人へのインタビューによって構成されている。インタビューを受ける3人は、NGO職員が2名と、ビデオジャーナリストが1名、いずれも自らの意思でイラクに関わることを決め、どっぷりイラクと関わり、イラクの人々と関係を築いてきた方々である。
インタビューの間には、イラクの治安、政治情勢、宗教宗派の動向、それを取り巻く国際情勢などが、簡潔にまとめられている。そこには、普段ニュースを見ているだけでは知り得ない情報も、多々ある。例えば、イラクでは戦争以前には宗派対立などなかったということ、私は恥ずかしながら初めて知った。
インタビューはその概説に、圧倒的な肉付けをする。ジャーナリストが取材したゴミ捨てをめぐるスンナ派・シーア派の対立と、クルドを介した和解のエピソードなど、どうやって想像できようか。

インタビューから見えてくるイラクの人々の生活や、そこで活動するNGO、ジャーナリストの数々のエピソードと、著者の概説が合間って、複雑極まるイラク情勢を立体的に浮かび上がらせている。
わずか171ページで、バランスよくイラク情勢を理解することのできる好著である。
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