私の職場にはイヤなひとが沢山いる。
国際機関なので、帰国子女やら外国育ちや外国帰りの日本人職員が多く、
普通の日本の会社のサラリーマンやOLさんたちで成り立っている環境よりも
うちの職場にいる人間はもっともっとやっかいな人たちです。
傲慢、自己中心、利己的、権利主張、実力主義で年功序列を重んじる気持ちも無く、
謙虚さ、遠慮の精神無し。 あっけに取られるほど自己中心的な後輩や同僚に、
普段穏やかな私は悶々と悩んできました。 手当たり次第にこの手の本を買い、
読みまくりましたが、それなりに慰めになり、一瞬心が軽くなる程度のものばかりでした。
ところが、この本田さんの「イヤなひと」は文が平易で読みやすい上、
簡潔で気持ちいいくらいシンプルに、「こう考えればいいじゃない?!」と
言ってくれるのです。 結局おしゃっている事は「なんだ、こんな簡単なことか」
とは思うのですが、それでも本田さんに言われると 「そうか、そうだよね、
相手にしなけりゃいいのね、人はひと、自分は自分と思えばいいだ」 と納得。
読みやすくて、くだくだ説得もされず、シンプルでとても良い本でした。