「ETERNAL WARRIOR」「OVERLOAD」といった最近のラインナップでの路線はそのまま、圧倒的なる強い意志をもったアルバムである。頭の「IMMORTAL BIND」からトップギアに入ったまま、インスト曲「INSOMNIA」が折り返し、さらにまた全力疾走という内容。
ともかくも今回のアルバムではMVPは坂本英三だろう、もちろん誰がどうとかというのではなく、このバンドへの情熱がものすごく熱いのが彼のヴォ−カルだった。彼の歌いまわしであるねばっこい部分も巻き舌もどれもがはまりこんでいる。巧さでいえばそりゃあfeauturingグラハムボネットなのだろうがそこにバンドへの情熱、失ったら何もないという切羽詰った感は感じられない。このサウンドには英三なのだ。各曲のサビのメロディーもこれまたいい!音がクリアでメロディーとともに「ガッツ!」のある声が生きている。
歌詞でいえばここまで英詩があるとすべてを英語にしてしまっていいのかなあという気はする。やはりサビで使ってしまうのは音符への乗っかり具合の気持ち良さなんだろうけどね。まあ、日本語でキレイに感動を与えるのはJPOPといわれる人達にまかせてしまえとも思うが、いかがだろう。
「IMMORTAL」というタイトルはCDの帯にある「不死」だとは僕は思っていない。CD全体の作りやライブから感じるのは「不屈」いう意味ではなかろうか、さらにいうならANTHEMサウンドこそは「不滅」であるという意味だと思いたい。