例のアニメーションPVが公開する前から購入は決めていたものの、いざプレイしてみると騙された感が半端なく、ラストランカーに通ずるものを感じます。
ufotableがアニメーションPVを手がけ、一際存在感を放った作品でGE及びGEBがありますが、ゲーム内容もそれに見劣らないクオリティで相乗効果的に評価が高まったと思います。
しかしいかんせん本作BRSもGEBと類似した世界観とアクション性を内包している上に作り込みにしても全体的に劣り、本来RPGではないGEBにシナリオ量でも負けてますから、比較して劣るように感じるのも容易です。
PVで上がったプレイヤーのハードルに応えられたGEBに対して、奇しくも本作はPVに対してクオリティ負けしています。そもそも『PSPの限界に挑戦したグラフィック』と言うものの微妙な仕上がりですし、PVに対してクオリティ負けしてない、そんなアピール兼ねてのハッタリ紛いの売り文句に感じます。
また本作はイメエポのJRPG企画第二弾にあたりますが、第一弾でも指摘があったシナリオの短さはどうやら改善されなかったようで、一作目の題材が滅びゆく王国の最後の一日。それに続いての本作は人類滅亡ですから、よっぽど佳境的な状況をシナリオに落とし込みたいと見受けられ、その傾向がこの短さの起因となっています。
最近のイメエポは今までにない奇抜性を求めた結果、今までにないどころかRPGですらない具合。飽くまでRPGの体裁を成したモドキと言ったところで、戦争を背景にした違和感漂うシナリオや現実味ないキャラクター、無理のある設定と単調なコマンドバトルのどれをとってもそれっぽさを演出してるだけでさながら上辺だけといった印象。
発売前の売名紛いのオンラインゲー運営やネットの生放送を用いての宣伝活動、ゲーム内容に反比例したハイクオリティのPVと、飽くまで脇を固める事に金をかけるばかりで肝心なゲームの中身がお粗末という始末。目的を見失ってる感が否めません。
PVに魅せられて購買意欲をそそられた方は同じくufotableが手がけたGEB、もしくは来月発売のテイルズの新作をお勧めします。
第三弾となるセブドラの新作も似たようなコンセプトの上、本作以上に金にものを言わせた有名声優数十名に及ぶ豪華キャスティングですから、購入を悩まされます。