まず初めに、本書の著者「梅垣ルナ」さんは、カプコンの『ロックマン ゼロシリーズ』を初めとするゲーム作品等に楽曲を提供されている作曲家さんです。
私はDTMを嗜んでおり、ゲーム音楽のように「場面がイメージされる音楽」を作りたいと以前より思っておりました。しかし、通常の理論書で勉強しても「情景を音に織り込むコツ」は掴めないという状態で、中々思うように曲を作ることが出来ずにいました。
そんな時、偶然にも書店で本書を見つけました。パラパラと捲り、私はすぐに「コレだ!!」と確信しました。
約140頁と比較的薄い印象を与える本書ですが、情景と音楽とを結び付けるコツが満載で、値段相応かそれ以上の価値があると私は感じています。
ゲームやアニメの音楽に特化された頁は僅か一章分ですが、他の章に記されたテクニックもゲームやアニメの劇伴に十分応用出来る内容となっております。例えば「街の夕暮れ時」、「切ない片思い」、「感極まる!結婚式」……これらはゲーム・アニメの章のものではありませんが、RPGやADVをプレイされる方ならば思い当たるシーンがきっとある筈です。
最近では、動画投稿サイトの発展に伴いDTM等でゲーム音楽のアレンジをされる方が増えているように思います。本書は、そこから一歩進んで自分の曲を作ってみようと考える人の強い味方となってくれることでしょう。
私自身、本書と出会ったことで、これまで以上に創作意欲に燃えています(^^)ノ