「Burrn! 」2月号に掲載されているインタビューで、バンドのリーダーであるトゥオーマス・ホロパイネンは「IMAGINAERUMの制作費はざっと40万ユーロ」と言ってます。
40万ユーロ。つまり日本円にしておよそ4,000万円。
アルバム制作費の平均的な相場がいくらなのかは知りませんが、少なくとも4,000万円というのは決して安くはないと思います・・・。
で、40万ユーロかけたからというわけではありませんが、「IMAGINAERUM」は最高レベルの出来映えだと思います。RHAPSODY OF FIREというバンドが、その大仰な音楽性を指して「ハリウッド・メタル」と呼ばれていましたが(今でもか?)、そんなものは比較になりません。NIGHTWISH史上かつてない程のクオリティのアルバムで、凄まじいまでにシネマティックかつシンフォニックな作品です。
400万ユーロかけて「IMAGINAERUM」の映画も作っているらしいのですが、さもありなんという感じの作風です。(それにしても400万ユーロ・・・)
ヘヴィ・メタルらしい作品という意味では、前作「DARK PASSION PLAY」や前々作「ONCE」に軍配が上がりますが、スケールの大きさとジャンルを超越した音楽性の高さという点では間違いなく「IMAGINAERUM」が上です。
収録されている曲の中では、「Slow, Love, Slow」だけが気に入りません。ジャズっぽい雰囲気の曲で、この曲だけがアルバムの雰囲気になじんでいないように思います。ボーナストラックならまだしも、本編に組み込まれてしまっているのはちょっと・・・これがなければ100点満点のアルバムなんですけどね。