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イビサ (講談社文庫)
 
 

イビサ (講談社文庫) [文庫]

村上 龍
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

贅沢な旅を約束されてパリにやってきたマチコは、男のもとをとび出して背徳的で淫靡な生活に幻惑されてゆく。コートダジュール、タンジールへと旅するうちに魂の殻を脱ぎさったマチコは、“イビサへ”と囁く老婆にしたがい、新たな旅へと向かうのだった。村上龍が渾身をこめて描く究極の破滅的ストーリー。

内容(「BOOK」データベースより)

精神病院を退院して三日後に出会った男に、贅沢な旅を約束され、パリにやって来たマチコ。やがて男のもとを飛び出した彼女は、背徳的で淫靡な生活に幻惑され、コートダジュール、タンジールへと「自分と向かい合う」ための旅を続ける。姦淫、交霊、殺人、愛…旅の過程で様々な経験をしていくマチコは、「イビサへ」と囁く老婆に従い、また新たな旅へと向かうのだった。人間の存在意義を描ききった、衝撃の破滅的ストーリー。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 274ページ
  • 出版社: 講談社 (1995/4/6)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061859331
  • ISBN-13: 978-4061859333
  • 発売日: 1995/4/6
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 「あとがき」で著者が書くようにまったくもってじつに“破滅的なストーリー”でした。主人公はある声に導かれるように破滅へと向かっていく。一読者として、つまり傍観者としてこれを読むとき、それは単に他人の破滅への道程でしかなくて、彼女はただただ自らの意志で自滅してくだけのように見える。しかしこの主人公は常に明るさを失わないし、いつだってしあわせそうだ。どんなピンチも自分の持てる能力を総動員して、恥も外聞もなしに、あらゆる人の助けを借りて軽々と切り抜けていく。そして物語も最後になって、主人公は傍目には(読者目線的には)完全に破滅し切っているにも関わらず、なんだかしあわせそうだ、というより、おそらく彼女はしあわせだ。真偽のほどはともかく、少なくともそのように描かれている。

 終盤、マシンガンの連射のように書かれた数頁の中、智恵と恐怖とイマジネーションについて述べられた一節が、わたしの頭にこびりついて離れない。
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10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
地域 民族 宗教 国家などの閉じて固まった共同体ではなく、
未だ定まった形を持っていない共同性の物語。としても読める。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
破滅的ストーリーとありますが、なぜか悲惨な感じがしないです。

精神病院から見るキウイ畑や天文台、タンジールの崖のくだりがすごく好き。

あの文体がたまらない!ずっとこの世界にいたい!!

と思わせる一冊です。
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革命 0 2008/06/17
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