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18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
さまざまな分野でのものづくりを考えている人におすすめ,
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レビュー対象商品: イノベーションの達人!―発想する会社をつくる10の人材 (単行本)
IDEOといえば、かつてはプロダクトデザインの分野で高い評価を受け、最近では、顧客経験やコンサルティングまで、幅広い分野で活躍しています。この本では、IDEOが手がけてきたさまざまなプロジェクトの経験を元に、どのような人材がいればイノベーションが実現できるのかをわかりやすく紹介しています。10の人材は、それぞれわかりやすい名前がつけられています。人類学者と実験者と花粉の運び手は情報収集をするキャラクター、ハードル選手とコラボレーターと監督は土台を作るキャラクター、経験デザイナーと舞台装置家と介護人と語り部は実現するキャラクターと位置づけられています。 控えめに見ても、IDEOに集まっている人材はかなり優秀で、穿った見方をするとこの本自体が単にIDEOの会社自慢をしているように見えてしまうかもしれません。しかし、これらの役割は、誰か一人だけに固定されたものではなく、誰もが演じることのできるもので、自分が担当する役割を適切に演じることでイノベーションを実現することができる、ということがプロローグで強調されています。 どのような役割が必要で、自分がどの役割が必要かをきちんと理解していれば、IDEOのようなイノベーションが実現できる、というのは魅力的な提案だと思います。また、予算が限られている場合にも、さまざまな方法で切り抜けてきた(あるいはそれを逆に利用してきた)実例が紹介されていて、「○○だから自分たちにはできないなぁ」と思わせないような構成になっているのはさすがです。 イノベーションの重要性や、ラピッド・プロトタイピングの手法などを紹介した、著者の前著である、「発想する会社!」とあわせて読んでみると、より理解が深まるのではないでしょうか。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
さらに楽しませてくれる,
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レビュー対象商品: イノベーションの達人!―発想する会社をつくる10の人材 (単行本)
イノベーションの秘訣を人の姿勢や振る舞いの点から、論理的な整理がされた上で、豊富な事例と感情移入できる文体で解説してくれます。 更に、膨大な経験に基づくだけでなく、 人の認知・感情といった心理面についての深い洞察にも依拠していますので、 読み込むことで人をより深く知ることもできます。 イノベーションを繰り返し起こしていくためには、 やはり人そのものを深く理解しなければならないことを改めて知らされました。 前著「発想する会社」では、 主にイノベーションに求められるプロセスとタスクを中心に解説していましたので、 併せて読むことで、両書が互いに補完しあっていることがわかります。 なお、これだけセンスのある本ですが、邦題にセンスが無いのが残念です。 原題は、 THE TEN FACES OF INNOVATION IDEO'S STRATEGIES FOR BEATING THE DEVIL'S ADVOCATE & DRIVING CREATIVITY THROUGHOUT YOUR ORGANIZATION です。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
引用や語彙も気が利いている,
By ねぼすけ2004 (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: イノベーションの達人!―発想する会社をつくる10の人材 (単行本)
プロダクトデザイン会社IDEOのゼネラル・マネジャーが執筆した、イノベーションを起こすために必要な人材の特徴を10列挙して具体的に解説した本である。イノベーションとは言え、製品・サービスのデザイン面やマーケティング面での成功のコツ・ツボであり、技術開発・技術革新の類の本ではない。しかしながら、述べられていることやその事例には非常に興味深いことがたくさんある。「人類学者」としての特性は、なんども見たことがあるのに・初めて見たような視点で見れることであったり、「ハードル選手」としての特性は、どんなに悪い状況でも一筋の明るい希望を見つけることであったり、「経験デザイナー」としての特性は、何が真実かを嗅ぎつける勘をもっていることであったり、「語り部」としての特性は、要するにと思いつつ話を聞かないことだ。 また、引用や語彙も気が利いている。 ・「私は失敗したことがない。一万通りのうまくいかない方法を発見しただけだ」 by トーマス・エジソン ・「私はいつでも学ぶ用意があるが、かならずしも教えられることが好きなわけではない」 by ウィンストン・チャーチル ・「ビジネス・リーダーは、事実と真実の違いに意識的であるべきだ。企業はあまりにも 事実ぎりぎりのところで語りすぎ、本来はもっと中心部の真実を貫徹すべき」 ・「私たちの多くは、他人の物語を理解するとき、近道をしようとする悪い癖がある。」 自分がもっとクリエイティブな部門にいたら、もっともっと感動したと思う。でも、非常に良い本には違いない。
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