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24 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
日本企業の強さを学ぶ,
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レビュー対象商品: イノベーションの作法―リーダーに学ぶ革新の人間学 (単行本)
前作「イノベーションの本質」と同様、企業におけるイノベーションの事例を物語風に紹介しながら、イノベーションを起こすためのリーダーシップや組織のあり方を提言しています。世の中の企業が分析型マネジメントに傾きつつあるなか、本書では、「感情の知」「主観の力」「自分の生き方」を反映させることこそ、未来創造型のマネジメントであると指摘します。 それぞれの事例の物語編はプロジェクトX的に読めて単純に楽しめますし、解説編で紹介される野中氏が提唱する「暗黙知と形式知のスパイラル」「ミドルアップダウンマネジメント」なども、日常の仕事に大変参考になる内容だと思います。 野中氏の名著「知識創造企業」(共著)に大変感銘を受けましたが、本書はその内容を気軽に楽しめるおすすめの一冊です。
18 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
新しい‘学’といえるのかどうか,
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レビュー対象商品: イノベーションの作法―リーダーに学ぶ革新の人間学 (単行本)
第1に、『イノベーションの作法』というタイトルが必ずしも内容にそぐわない、という印象を受ける。前半は過去の成功事例の紹介に過ぎず、後半は知識経営に関する野中氏の一連の著作の再録に過ぎないように思える。興味深いのは、ミンツバーグ氏の著作『MBAが会社を滅ぼす〜マネジャーの正しい育て方』を引用し(p.338)、同氏による「分析至上主義」に対する警鐘に無条件に賛意を表明していると思われる点である。確かに、過去のデータの分析を拠り所に、将来を読み取ろうという姿勢(サイエンス)に対する批判はわからないではない。ミンツバーグ氏が同書で指摘するように、「マネジメントは、『クラフト(=経験)』、『アート(=直感)』、『分析(=サイエンス)』を適度にブレンドしたものでなければならない』という主張も正しいだろう。しかし、「経験」や「直感」の鍛錬を学校教育に求めるのは、所詮ないものねだりなのだ。著者は、「知識を醸成する」において(p.333〜)、サイエンス至上主義ではないアプローチを議論しているのだが、そこでは鈴木敏文氏、御手洗富士夫氏、井深大氏などの例をあげている。個別エピソードの羅列が「クラフト」や「アート」の醸成になりうるのか? 仮にそうならば、「過去のデータ」を拠り所にする代わりに、「過去の成功例」を拠り所にするだけではないのか? 鈴木氏は鈴木氏であり、彼の足跡を研究しても、鈴木氏になれるわけでもなく、なる必要があるとも思えない。経営における「知識」の重要性という主張にはもろ手を挙げて賛成するが、「では、何をどうすればよいのか?」という問いに対する解答が過去の成功者の紹介程度では、経営学を学ぶ学生やビジネスパースンに対する指針にはならないだろう。
7 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
こんな人と仕事がしたい,
By 浦坂 "太郎" (港区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: イノベーションの作法―リーダーに学ぶ革新の人間学 (単行本)
確かドラッカーが著書の中で「経営とはマーケティングとイノベーションである」というようなことを言っていた。本著は前著「イノベーションの本質」に引き続き、イノベーションの「引き金」のようなものを示唆してくれる本である。 結果だけを見てしまえばコロンブスの卵であるが、仮説に対しての検証、あるいはトライ・アンド・エラーがいかに重要かつ大変であるかということをつくづく感じた。 月日が長ければ良いというものではないが、マグロの完全養殖に約30年というのは並大抵のことではないであろう。 偉大なリーダーを目指すもよし、有能なリーダーを見極めるうえでもこのような成功のケース(プロセス)は感覚として知っておきたい。
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