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20 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
今なお最も体系的なイノベーション実践書,
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レビュー対象商品: イノベーションと企業家精神 (ドラッカー名著集) (単行本)
イノベーションについては様々な方が様々な観点を書籍で著していますが、それらのうち主要なものは全て本書で述べられています。イノベーションといえば、クレイトン・クリステンセンの『イノベーションのジレンマ』が最近では有名ですが、 本書は原著初版が1985年であるにもかかわらず、既にその骨格が示されています。 また、競争優位を構築するという観点からはW・チャン・キム等の『ブルーオーシャン戦略』が有名ですが、 こちらも既に示されています。 主要なイノベーション理論の大元が本書であるといえるぐらいに、本書では様々な角度からイノベーションを掘り下げています。 また、単に様々な観点からイノベーションを論じているだけではなく、 イノベーションとは何か、イノベーションの源泉は何か、イノベーションを如何にマネジメントすべきか、を体系的に解説しています。 それも一握りの天才が行うものとしてではなく、普通の人々が努力すればできるものとして作られています。 まさにイノベーション・マネジメントを創りだしたといえるでしょう。 更に、他のイノベーション手法が、まるでそれだけで上手くイノベーションできるように論じているのに対して、 本書では、各々のイノベーション手法が成功するための前提条件や制約・限界を提示しており、 市場・顧客・自社の状況に応じてイノベーション手法を使い分けるべきとしています。 個々のイノベーション手法の活用を検討する際に本書は有益な視点を与えてくれるものとなっています。 特筆すべきは、類書が企業内部からイノベーションを捉えているのに対して、 本書では企業外部(社会・市場)からイノベーションを捉えていることです。 イノベーションが新たな顧客・需要を創造することである以上、企業外部から捉えるのは当然のようにも思えます。 しかしイノベーションというとアイデア・イマジネーション・クリエイティビティという用語が思いつきやすいように、 企業内部や個人の頭の中からスタートする解説の方が数多く見受けられます。 勿論、これらは大事なことなのですが、イノベーションの目的は何か、という観点からスタートしている本書の価値は極めて大きいのだと思います。 イノベーションに関する様々な書籍を読みあさった後に本書を読み返したことで、本書の価値の高さを再認識することができました。
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ドラッカーによるイノベーション論,
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レビュー対象商品: イノベーションと企業家精神 (ドラッカー名著集) (単行本)
85年に書かれたドラッカーの著作。タイトルのとおり、「イノベーション」と「企業家精神(=アントレプレナーシップ)」について、古今東西の企業の事例を紹介しながら、さまざまな気づきを与えてくれる好著です。第'T部「イノベーション」では、イノベーションを起こしうる7つの機会、すなわち、「予期せぬ成功と失敗」「ギャップ」「ニーズ」「産業構造の変化」「人口構造の変化」「認識の変化」「新しい知識」について、これらの機会をいかにイノベーションに結びつけるかということを解説していきます。ジャンル的にはマーケティング論の要素が多いですが、もう少し視野を広く取った人間論、組織論に感じられるところがドラッカーたるゆえんでしょうか。 第'U部では大企業、公的機関、ベンチャーというそれぞれ異なる性質の組織における企業家精神の発揮の仕方(つまり、マネジメントです)を、第'V部では自組織の持つ能力(製品など)と市場によって使い分ける(かつ組み合わせる)戦略を、これまた事例を交えて論じています。 抽象的な表現は多いですが、本質的な指摘なだけに内容は濃いです。具体的にどう動けばいいのか、という具体論はないものの、そのことが却ってこの本の有益性を高めているように感じます。 ドラッカー本のなかでも好きな部類に入る一冊です。
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
名著ココにあり。,
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レビュー対象商品: イノベーションと企業家精神 (ドラッカー名著集) (単行本)
初版から20年以上経過しましたがいまなおバイブルの一つに挙げられるくらい洞察力に満ち溢れた一冊です。イノベーションを起こす機会ときっかけの提示を示してくれています、 結果を出す人が無意識に行なっている意思決定のプロセスを論理的に説明してくれている感覚で非常にありがたいです。 読むことに終始せず、活用する段階までぜひもっていきたいところ。 ドラッカー氏自身、日本に対する大いなる期待を抱いていた痕跡が垣間見え、日本人にエールを送ってくれていることに心打たれるものがあります。
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