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イノセンス スタンダード版 [DVD]
 
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イノセンス スタンダード版 [DVD]

押井守, 大塚明夫 DVD
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (253件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • 出演: 押井守, 大塚明夫, 田中敦子, 山寺宏一, 大木民夫
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • 言語 日本語
  • 字幕: 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.78:1
  • ディスク枚数: 2
  • 販売元: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • DVD発売日: 2004/09/15
  • 時間: 99 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (253件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B0000APYMZ
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 3,735位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

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人々が電脳化された近未来。少女型の愛玩用ロボットが暴走し、人間を殺傷するという事件が頻発する。それを捜査する公安9課の刑事バトーは、自らの脳にハッキングを受けるという妨害を受けながらも、真実に近づいて行く…。1995年に公開された『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』の直接的な続編であり、押井守監督のアニメ作品としても9年ぶりとなる、全世界待望の1作だ。前作の主人公、草薙素子ももちろん“登場”する。
美麗なCGで彩られる画面の情報量も、サスペンス調の本筋を時に逸脱して語られる“禅問答”の量も、前作を遥かに凌駕。躊躇なく難解な一方で、バトーという寡黙なサイボーグに感情移入しやすい味付けがなされているのが今作のミソだ。そうして描かれる“未来”は、機械とネットに支配されながらもこの上なくウェット。それこそが、前作が提示した“人間とは、魂とは何か”という問いへの渾身の回答なのだろう。(安川正吾)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

押井守監督による新世紀サイバーアクション『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の続編。少女型愛玩ロボットが所有者を惨殺する事件が発生。公安9課の刑事であり、脳以外が機械化されたサイボーグ・バトーが事件の真相に迫る。


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5つ星のうち 5.0 孤独に歩め。悪をなさず、求めるところは少なく。林の中の象のように。, 2006/2/18
レビュー対象商品: イノセンス スタンダード版 [DVD] (DVD)
この映画のメインテーマは「人形」ですが、もう一つ、「バトーの孤独」も描かれています。

95年の攻殻が素子の孤独を描いた映画なら、これはバトーの孤独を描いた映画でしょう。徹底的な情報化、管理化社会の中で自らのアイデンティティを失っていく素子…

素子「私みたいに全身を義体化したサイボーグなら誰でも考えるわ。もしかしたら自分はとっくに死んじゃってて今の自分は電脳と義体で構成された模擬人格なんじゃないかって。いえそもそも初めから<私>なんてものは存在しなかったんじゃないかって。」(95年の攻殻の台詞より)

同じ様な孤独感、疎外感を素子と同じく全身義体のサイボーグであるバトーも抱き始めます。

荒巻「最近のあいつ(バトー)を見ていると失踪する前の少佐を思い出す…」

バトーは素子のように直接「寂しい」みたいなことは言いませんが、生身で家族持ちの相棒トグサとの対比によりバトーの内面は実にさりげなく描き出されます。ヤクザ事務所に行く時も保身を考えるトグサは…

トグサ「俺は家族持ちなんだ。話を聞きに行くだけだよな?」

一方バトーは全身義体であるが故にかあまり保身を考えず向こう見ずです。

冒頭登場する刑事「9課のサイボーグ野郎だ。あんなのと関わってちゃ命がいくつあっても足りゃしねえ。」

トグサ「(ヤクザ事務所でのバトーの暴れっぷりに怒り)あんたと組んでると命がいくつあっても足りゃしないってことだけは確かだ」

二人の違いは次の台詞で決定的となります。

荒巻「お前は家族持ちだったな。今の自分を幸福だと感じるか?」

トグサ「ええ、まあ…」

バトー「(再会した素子に対し)一つ聞かせてくれ、今の自分を幸福だと感じるか?」

自分でこんなことを人に聞くということは、バトーはトグサと違って幸福を感じていないということでしょう。そして次の瞬間荒巻と素子は同じ台詞を口にするのです。

荒巻、素子「孤独に歩め。悪をなさず、求めるところは少なく。林の中の象のように。」(ブッダ「真理のことば感興のことば」からの引用)

この映画の台詞は大半が引用ですが、2回以上繰り返されるのはこの台詞と「生死去来 棚頭傀儡 一線断時 落々磊々」(世阿弥「花鏡」からの引用)だけです。前者が「バトーの孤独」というテーマの象徴であり、後者が「人形」というテーマの象徴でしょう。

「人形」をめぐる哲学的な議論についていけなくてもバトーに感情移入できれば心に残る映画となるでしょう
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92 人中、73人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 難解でシュールで重い, 2005/5/5
レビュー対象商品: イノセンス スタンダード版 [DVD] (DVD)
なにかと賛否が分かれている今作ですが、まず製作者の自己満足うんぬんなどという批判は子供じみた中傷にすぎず、製作に関わった全ての人達に対する侮辱でしかないので無視して良い。
その道のプロが仕事で作ってんだから。

今作のストーリーは前作同様、原作をベースとしてはいますが、
ハッキリ言って原作とは全くの別物。
愛玩用ロボットの暴走による殺人事件を追う2人の刑事の
ハードボイルドサスペンスってな趣です。

難しい近未来的専門用語だらけだわ、肝心な所は古典の引用でわざとボカして表現されてるわ、ストーリーとは無関係に禅問答のようなやりとりが続くわ、わざわざCGと手描き絵との差を明確にした画面作りをしてるわ…と、とにかく難解でシュールで重苦しいんですが、
全体を通して描かれてる主人公の孤独感が非常にリアルで、
そこだけは十分に理解できるように作ってるあたりがニクイ。

あいかわらず押井監督独特の偏屈な作家性が滲み出てます。

このテの直接的な表現を避けた抽象的な作風が好きな人には強くオススメしたいんですが、わかりやすいものを求める人には見ない方がいいと言いたくなるような、なんとも困った作品です。

ただ美術が相当凄いことになっているので、
それだけでも見る価値はあると言えますけどね。

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30 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 攻殻がどれだけ好きなのか, 2004/8/21
レビュー対象商品: イノセンス スタンダード版 [DVD] (DVD)
攻殻に対する知識が有るか無いかで非常に評価が分かれる作品だと思います。ですので☆は3つです。
原作を読みつくしていた人にとっては,ストーリーの骨組みもすぐ理解できたでしょうし,いちいち巧妙に配置されたギミックにゾクゾクしたのだと思います。私はそうでした。何も知らない人には全くわからないであろう最後の電脳戦も大変興奮しました。

独特のノスタルジックな情景,美しい映像,音楽,一般的に評価できる部分もあるとは思いますが,この作品を観るまでに攻殻に触れてこなかった人にとってこの作品は「わけのわからないもの」だと思います。
この作品に興味があるものの,攻殻をご存知ない方にはまず原作を読まれることを強くオススメします。

そして攻殻を今まで楽しんできた方には観て損はしない作品だと強くオススメしたいです。

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