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イッツ・オンリー・トーク (文春文庫)
 
 

イッツ・オンリー・トーク (文春文庫) [文庫]

絲山 秋子
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商品の説明

商品の説明

第96回(2003年) 文學界新人賞受賞

内容(「BOOK」データベースより)

引っ越しの朝、男に振られた。やってきた蒲田の街で名前を呼ばれた。EDの議員、鬱病のヤクザ、痴漢、いとこの居候―遠い点と点とが形づくる星座のような関係。ひと夏の出会いと別れを、キング・クリムゾンに乗せて「ムダ話さ」と歌いとばすデビュー作。高崎での乗馬仲間との再会を描く「第七障害」併録。

登録情報

  • 文庫: 188ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2006/05)
  • ISBN-10: 4167714019
  • ISBN-13: 978-4167714017
  • 発売日: 2006/05
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (30件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 わたくし駄目人間ですけど、それがなにか?BY絲山秋子, 2011/11/16
レビュー対象商品: イッツ・オンリー・トーク (文春文庫) (文庫)
かつて村上春樹が「読んだ人間八割に嫌われてもいい。残りの二割の人に人生の折に触れ何度も読み返してもらえたら作家としてこれほど嬉しいことはない」という趣旨の発言をされておられましたが、この絲山秋子の『イッツオンリートーク』は自分にとって、まさにそんな本です。この小説の優れた点は、男女の関係性を《友情》《恋愛》《性欲》の三つに単純化されて描かれているところです。当然全てが成立する人に出逢えることが出来れば素晴らしい人生を送れるわけですが、もちろんそんなことあり得ません。「お互いの距離を計りあって苦しいコミュニケーション」しながら主人公はどのように生き、そしてどんな答えに辿り着くのか。最後の言葉に、爽やかな感動を覚えずにはいられません。そのような二割の幸福な読者になれるかどうかは、結局この作者との相性次第ですが、是非とも多くの人に読んでもらいたい。お薦めします。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 大変高い評価を得ている、絲山さん, 2006/8/27
 その作風はさすがでしょうか。ありそうでなかった文学、かな。

 村上春樹ふうに言えば、ハードでタフなんです。文章も会話も、空気も、どこか硬い。悪い意味じゃなくて、いい意味で硬い。

 主人公は躁病なんだ。もっとはっちゃけたでやっちゃったほうがいいのに、あえて硬い。それが本当に病んだ作者の、戦いのあとの結果なのだろうか、全然媚びていない作風が魅力。

 こういってはなんだが、男らしさを感じる。
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19 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 ブログで十分, 2009/9/21
By 
Ksuke (大阪生まれ東京棲息後に都落ち) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: イッツ・オンリー・トーク (文春文庫) (文庫)
精神疾患を持つ女性、安易に性を使った展開、辺鄙なところで人と知り合う等閑なストーリー。

余りにも浮薄な内容を、特異な小道具によってのみ小説風に仕立て上げただけの、
ブログに無精髭が生えたレベルの作品。

これを読むくらいなら、個人のブログを漁って読んでいればもっと愉しめるだろうし、
ケータイ小説で十分なほど。

最近の作家に多い、「だからどうした」、「それで何が言いたい」といった内容のものを、
わざわざ小説というものに化けさせて、中身の薄い、箸にも棒にもかからない、
まさに「読み捨て」小説を乱造する人らの、典型的な特徴を兼ね備えた作品だと思う。

はっきり言って読み終えても、再度その世界に浸るべく、あるいは描写の妙を探るべく読み直すことはないと思う。

そう言った意味で、こういった安易な作品が世に罷り通り、支持される現代日本の文学事情は暗いと言わざるを得ない。
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