アラブの春がきっかけで、そういえばアラブの政治体制についてよく知らないな、とテレビでリビアのコメントをしていた宮田さんの名前に見覚えがあったので、手にとって見た。
単なる旅行エッセイではなく、政治や文化についても詳しい記述があり、私のニーズにはピッタリでした。
アフガニスタン、パキスタン、イラン、トルコ、イスラエル・パレスチナ、エジプト、マグレブ諸国、中央アジア諸国、カフカス諸国について、各々20ページ前後で書かれているので、読みやすい。
また最後には、米国と日本の中東政策やメディアの姿勢についても触れています。
テレビや新聞で誤解や偏りのある報道を見ると辟易しますが、この方には専門家として、誠実、中立の姿勢への配慮を感じました。
偏りがなく正しい知識が得られる本だと思います。