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イスラエル建国の歴史物語―願うなら、それは夢ではない
 
 

イスラエル建国の歴史物語―願うなら、それは夢ではない [単行本]

河合 一充
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

祖国愛、約束の大地への憧れ、労働への献身、若者たちの夢とヴィジョンの力―ユダヤ民族は20世紀の奇跡をこうして実現した。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

河合 一充
1941年愛知県生まれ。ミルトス編集代表。1965年東京大学理学部卒業。同大学院修了後、学習院大学数学科助手。1972年UCLAでPh.D.取得。1978年エルサレムに語学研修留学。1985年ミルトス創設に携わり、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 270ページ
  • 出版社: ミルトス (2010/09)
  • ISBN-10: 4895860345
  • ISBN-13: 978-4895860345
  • 発売日: 2010/09
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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イスラエルという、ユダヤ人の作った国がある。
果たして、砂漠の中に突如として国が現れるなどということがあるだろうか。
そんな奇跡がなぜ起きたのだろうか。興味に駆られて読んでみた。
(無論、実際には、地道な発展の歴史があったわけだが)

歴史を動かした各人物、その出生と活躍に焦点を当てて歴史を描き出す筆者の手法は、概ね成功していると言ってよい。
淡々とした事実の描写は、しかしドキュメンタリー番組のようでいて、読者を飽きさせない。

ただし、あくまで「イスラエル建国」までの歴史を取り扱うものであり、現在のガザ地区問題、パレスチナ領土問題などについては触れられていない。
あくまで「イスラエルの建国史」なので、その点は注意が必要だ。

イスラエルの建国史について知りたいのなら、この本を読めばいいと思う。そんな一冊
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By とも トップ500レビュアー
イスラエルは、ローマ帝国の属州として支配された時代に滅ぼされから
民族は散り散りとなってしまった。
通常、このような民族は長い歴史の間で、それぞれの地域に定着し、同化するものだが
イスラエルの人たちはそれをやらなかった。
もっと言えば、それが出来なかったと言うべきだろう。
キリスト教の世界化がその背景にある。もともとユダヤ教の一派に過ぎなかったキリスト教だが
ローマでの布教に成功を収めたキリスト教は、ユダヤ教の一派として存続するよりも、世界宗教を目指し独立する事を選択した。
それは必然的に母体だったユダヤ教との対立を招き、それがイスラエルの人たち、ユダヤ人をキリストを殺した悪人と貶める事になった。
これより二千年近くに渡る、ユダヤ人の迫害の歴史が始まった
ナチスドイツのよる迫害は、あまりにも有名だが。しかし同時代には、欧州の広い範囲でユダヤ人の迫害が続いていたのは事実だ。
ナチスの迫害も、こうした欧州で広く行われた迫害の責任をナチスドイツ一つに被せてしまった側面も否めない。
こうした歴史がユダヤ人たちの祖国復帰への原動力となり続けた。

シオニストと呼ばれる、ユダヤ教の教義に従いイスラエルにユダヤ人の国を建国することを目指す人たちは、大戦前よりパレスチナ人の土地を買いあさり
そして欧州を追われるように多くのユダヤ人がイスラエルになだれ込んできた。
jもともとパレスチナ人と共存していたアラブ系ユダヤ人と違い、新参の欧州系ユダヤ人達はパレスチナ人との摩擦を生じさせた。
そして当時、イスラエルを植民地としていたイギリスに対するテロが始まり。
ユダヤ人達はパレスチナ人から土地を取り上げ、イスラエルからイギリスを追放してしまい。
イスラエルの建国を宣言した。

これを周辺のアラブ諸国が黙認するわけがなく。
第一次中東戦争は、こうして始まり
現在までに四次の中東戦争が起こっている。

本書はユダヤ人からの視点で書かれているために、こうした視点は乏しいと思うが。
四次に渡る中東戦争と、パレスチナ難民問題など、現代史に大きな影響を残したイスラエル建国は、決して英雄譚で語りつくせるものではない事も理解するべきでしょう
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