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イスタンブールの群狼 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
 
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イスタンブールの群狼 (ハヤカワ・ミステリ文庫) [文庫]

ジェイソン・グッドウィン , 和爾桃子
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

【アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞】オスマントルコ帝国近衛新軍に衝撃が走った。四人の士官が突然姿を消し、次々に惨殺死体で発見されたのだ。スルタン隣席の閲兵式を間近に控え、早期解決をもくろむ司令官は、聡明で鳴る宦官ヤシムに調査を託す。死体が指し示すのは、近代化のために抹殺されたかつての最強軍団イェニチェリの残党だった。背後には不穏な動きが見え隠れする……歴史ミステリの傑作

内容(「BOOK」データベースより)

オスマントルコ帝国近衛新軍に衝撃が走った。四人の士官が突然姿を消し、次々に惨殺死体で発見されたのだ。スルタン臨席の閲兵式を間近に控え、早期解決をもくろむ司令官は、聡明で鳴る宦官ヤシムに調査を託す。死体が指し示すのは、近代化のために抹殺されたかつての最強軍団イェニチェリの残党だった。背後には不穏な動きが見え隠れする…見事にアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞を射止めた、歴史ミステリの傑作。

登録情報

  • 文庫: 552ページ
  • 出版社: 早川書房 (2008/1/24)
  • 言語 日本語, 日本語
  • ISBN-10: 4151775013
  • ISBN-13: 978-4151775017
  • 発売日: 2008/1/24
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 78,915位 (本のベストセラーを見る)
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
よく知らない国の、よく知らない時代の話なので、情景を思い描くのが難しい。
正直、すごく挿絵が欲しかった。
また難しい言葉や、分かりにくい表現も多い。
この本をスラスラ読めて、ちゃんと理解できる人ってスゴイと思う。
私はパソコンを前に置いて、色々調べながら読みました。
ストーリーは途中まで非常に良いのですが、終盤(特にクライマックス)つまらなくなりました。
ちょっとやり過ぎではないかと。
イェニチェリどっかいっちゃうし・・・。
最後までメインは『対イェニチェリ』でいってほしかった。
苦労して読んだだけに、ちょっとガッカリ。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 樽井 トップ500レビュアー
形式:文庫
 アメリカ探偵作家賞受賞作品。
 19世紀、列強にじわじわと侵食されて斜陽のオスマントルコ帝国の首都イスタンブール。大々的な閲兵式を控えた近衛新軍の士官4名が行方不明となり、そのうちの一人が市街の馬小屋で大鍋に入れられた惨殺死体で発見される。事態を重くみた軍司令官は、帝国のどこにでも入り込めるヤシムという宦官に事件の解決を依頼する。。。イスラム世界で、列強に圧力をかけられながらもなお絶大な権力をにぎるスルタン。その身辺、大奥にもせまる影たち。事件の背後で暗躍するらしい、かつての最強軍団イェニチェリたちは、何を狙っているのか。
 ということで、舞台設定も雰囲気も独特で、時宜的にも興味をもてる一冊になるはずの本です。
 はず、というのはどうにも訳文が悪いのか、それとも時制や視点がころころ変わるせいなのか、状況がいまいち散文的にすぎる感じがしてプロットの巧みさが感じられないせいです。ところどころすごく面白いのに全体の印象としては散漫、まとまりきれていない感じがします。そのあたりが非常に残念です。
 主人公のヤシムのキャラクター造詣もけっこう魅力的なだけに、もう少しなんとかならなかったかなと残念です。宦官で料理に長けていて、ふだんは本の山に埋もれて街の一角で没落したポーランド大使や近所の八百屋と親しいコーヒー好き、なかなか見れない設定の主人公だけに、本当に惜しいです。まぁ、アメリカ探偵作家賞受賞作ということなので、この人の他の作品も読む機会は生まれそうですから、その時は、できたら同一主人公で別の話を読んでみたいと思います。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ミステリとしてはスリラー感覚、でもそういうことよりも、19世紀のオスマントルコという日本人には迷宮のように窺い知れない国情を、眼前に見るがごとく活写している様が素晴らしい。バザールの風景、ヤシムが自炊する時の実際の調理の仕方(これを読むだけで、実際に料理ができそうなほど詳細)、そして後宮(ハレム)、宦官といったどこか淫靡な世界。

19世紀半ばと言ったらもう西欧では共産主義運動が頭角を現し始めるほど近代化していた時代ですよ、それなのにこのトルコといったら、何百年も続いた中世帝国のままだったんですよね(その意味では我が国も同じか)、あらためてその歴史的意味を考えさせられました。

歴史副読本として、高校生くらいの夏休みの宿題で読んでほしいくらい、きっと彼らにとっても興味のわく本だと思います。
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