オスマン・トルコ帝国に使える宦官ヤシムを主人公にした『イスタンブールの群狼』で
MWA最優秀長編賞を受賞した著者によるシリーズ第2作。
内容を2時間サスペンス風に紹介すれば
宦官ヤシムの事件簿2
壮麗なイスラム建築と多彩なトルコ料理―
人種・宗教が複雑に絡み合う古都イスタンブールを舞台に
頻発する商店襲撃と、その背後に潜む巨大な陰謀を
明晰な推理が見事に暴く!!
といった感じです。
小さな謎が隠された過去や巨大な計画へつながっていく
サスペンスとしての面白さはもちろん、
イスタンブールやオスマントルコにまつわる歴史や
料理、建築、人々の暮らしなどの文化を学ぶこともできたりーと
1冊で何通りもの楽しみ方ができる、とってもお得な作品。
ストーリーは軽快で、登場人物は多彩かつ魅力的。
そのうえ、読後感もさわやかなので
ミステリー・ファンだけでなく
アラブ文化に興味のある方や、トルコへご旅行の予定がある方など
幅広い方に読んでいただければと思います☆